スケジュールを使用している場合、再スキャンの実行までに累積可能な廃棄メモリ量を制限します。
hrt=number[ K | M ]; ...
メモリをバイト単位で指定します。キロバイトまたはメガバイトの単位を指定するには、それぞれサフィックス k、m を使用します。デフォルトは 1m です。
コマンド・ラインで複数の -n オプションを指定すると、メモリ破棄の原因となる断片化が dbmlsync で起きる可能性があります。破棄されたメモリは、データベース・トランザクション・ログの再スキャンによってのみリカバリできます。このオプションでは、ログを再スキャンしてメモリをリカバリするまでに累積可能な廃棄メモリ量を制限できます。破棄されたメモリのリカバリを制御するもう 1 つの方法は、sp_hook_dbmlsync_log_rescan ストアド・プロシージャを実行することです。
このオプションには省略形と長形式があり、hrt または HoverRescanThreshold を使用できます。
拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。
次の dbmlsync コマンド・ラインは、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。
dbmlsync -e "hrt=2m" |
次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO sales_publication FOR ml_user1 OPTION hrt='2m'; |
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