古いトランザクション・ログのミラー・ファイルを削除できるようにその場所を指定します。
mld=filename; ...
このオプションを指定すると、次のどちらかの状況になった場合に、dbmlsync は古いトランザクション・ログ・ミラー・ファイルを削除できます。
オフライン・トランザクション・ログ・ミラーが、トランザクション・ログ・ミラーとは異なるディレクトリに置かれる
または
dbmlsync がリモート・データベース・サーバとは異なるコンピュータで実行されている
通常の設定では、アクティブなトランザクション・ログ・ミラーと名前の変更されたトランザクション・ログ・ミラー・ファイルは同じディレクトリに置かれ、dbmlsync はリモート・データベースと同じコンピュータで実行されるため、このオプションは不要であり、古いトランザクション・ログ・ミラー・ファイルは自動的に削除されます。
このディレクトリ内のトランザクション・ログが影響を受けるのは、delete_old_logs データベース・オプションが On、Delay、または n 日に設定されている場合だけです。
このオプションには省略形と長形式があり、mld または MirrorLogDirectory を使用できます。
拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。
次の dbmlsync コマンド・ラインは、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。
dbmlsync -e "mld=c:\tmp\file" |
次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO sales_publication FOR ml_user1 OPTION mld='c:\tmp\file'; |
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