ダウンロード・バッファのサイズを指定します。
dbs=number[ K | M ]; ...
バッファのサイズはバイト単位で指定します。キロバイトまたはメガバイトの単位を指定するには、それぞれサフィックス k、m を使用します。
このオプションを 0 に設定すると、dbmlsync はダウンロードのバッファを行いません。このオプションに 0 より大きい値を設定すると、Mobile Link サーバによって通信ストリームからダウンロード・ストリーム全体が読み込まれてから、リモート・データベースに適用されます。オプションで指定された領域にダウンロード・ストリームが収まると、ストリーム全体がメモリ内に保持されます。それ以外の場合は、一部がテンポラリ・ファイルに出力されます。
設定が 0 より大きく 4 KB より小さい場合、dbmlsync は 4 KB のバッファ・サイズを使用し、警告を発します。デフォルトは、Windows Mobile では 32k であり、他のすべてのオペレーティング・システムでは 1m です。
このオプションには省略形と長形式があり、dbs または DownloadBufferSize を使用できます。
拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。
次の dbmlsync コマンド・ラインは、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。
dbmlsync -e "dbs=32k" |
次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO sales_publication FOR ml_user1 OPTION dbs='32k'; |
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