TableOrder を指定する場合、テーブルが、別のテーブルに対する外部キーを持つときに、別のテーブルよりも前にアップロードされないように、dbmlsync でチェックする必要があるかどうかが決定されます。
tor={ OFF | ON }; ...
ほとんどのアプリケーションで、リモート・データベースと統合データベースのテーブルには、同じ外部キーが関連付けられています。このような場合、TableOrderChecking をデフォルトの値 ON のままにしておくと、dbmlsync によって、テーブルが別のテーブルに対する外部キーを持つときに、別のテーブルよりも前にアップロードされないようにすることができます。これにより、参照整合性が確保されます。
このオプションは、統合データベースとリモート・データベースの外部キーの関係が異なる場合に便利です。TableOrder 拡張オプションと一緒に使用すると、外部キー関係のあるテーブルよりも前にテーブルがアップロードされてはならないという規則に従わないテーブルの順序を指定できます。
このオプションは、TableOrder 拡張オプションが指定された場合のみ役立ちます。
デフォルトは ON です。
このオプションには省略形と長形式があり、toc または TableOrderChecking を使用できます。
拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。
次の dbmlsync コマンド・ラインは、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。
dbmlsync -e "toc=OFF" |
次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO sales_publication FOR ml_user1 OPTION toc='Off'; |
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