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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » Mobile Link SQL Anywhere クライアントの拡張オプション

 

TableOrderChecking (toc) 拡張オプション

TableOrder を指定する場合、テーブルが、別のテーブルに対する外部キーを持つときに、別のテーブルよりも前にアップロードされないように、dbmlsync でチェックする必要があるかどうかが決定されます。

構文
tor={ OFF | ON }; ...
備考

ほとんどのアプリケーションで、リモート・データベースと統合データベースのテーブルには、同じ外部キーが関連付けられています。このような場合、TableOrderChecking をデフォルトの値 ON のままにしておくと、dbmlsync によって、テーブルが別のテーブルに対する外部キーを持つときに、別のテーブルよりも前にアップロードされないようにすることができます。これにより、参照整合性が確保されます。

このオプションは、統合データベースとリモート・データベースの外部キーの関係が異なる場合に便利です。TableOrder 拡張オプションと一緒に使用すると、外部キー関係のあるテーブルよりも前にテーブルがアップロードされてはならないという規則に従わないテーブルの順序を指定できます。

このオプションは、TableOrder 拡張オプションが指定された場合のみ役立ちます。

デフォルトは ON です。

このオプションには省略形と長形式があり、toc または TableOrderChecking を使用できます。

拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。

参照

次の dbmlsync コマンド・ラインは、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。

dbmlsync -e "toc=OFF"

次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。

CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION
   TO sales_publication
   FOR ml_user1
   OPTION toc='Off';