同期プロファイルを使用すると、いくつかの dbmlsync オプションをデータベースに配置できます。作成するプロファイルには、さまざまな同期オプションを含めることができます。
同期プロファイルを作成したら、使用するときに、dbmlsync -sp オプションを使用し、同期プロファイルの名前を指定します。同期プロファイルで指定されたオプションは、指定したコマンド・ライン・オプションとマージされます。コマンド・ラインと同期プロファイルで同等のオプションが指定された場合、コマンド・ラインにあるオプションが、プロファイルにあるオプションよりも優先されます。-sp オプションを参照してください。
同期プロファイルを作成、変更、削除するには、次の文を使用します。
Ultra Light での同期プロファイルの使用については、同期プロファイル・オプションを参照してください。
同期プロファイルでは次のオプションを指定できます。
オプション名 | 省略名 | 有効な値 | 説明 |
---|---|---|---|
AuthParms | ap | 文字列 | authenticate_parameters スクリプトと認証パラメータにパラメータを入力します。-ap オプションを参照してください。 |
ApplyDnldFile | ba | 文字列 | ダウンロード・ファイルを適用します。-ba オプションを参照してください。 |
ContinueDownload | dc | ブール式 | 以前に失敗したダウンロードを再起動します。-dc オプションを参照してください。 |
CreateDnldFile | bc | 文字列 | ダウンロード・ファイルを作成します。-bc オプションを参照してください。 |
DnldFileExtra | be | 文字列 | ダウンロード・ファイルを作成するとき、このオプションはファイルに含まれる追加の文字列を指定します。-be オプションを参照してください。 |
DownloadOnly | ds | ブール式 | ダウンロード専用同期を実行します。-ds オプションを参照してください。 |
DownloadReadSize | drs | 整数 | 再起動可能なダウンロードについて、通信障害の後に再送する必要があるデータの最大値を指定します。-drs オプションを参照してください。 |
ExtOpt | e | 文字列 | 拡張オプションを指定します。-e オプションを参照してください。 |
IgnoreHookErrors | eh | ブール式 | フック関数で発生したエラーを無視します。-eh オプションを参照してください。 |
IgnoreScheduling | is | ブール式 | スケジュールの指示を無視して、直ちに同期を行います。-is オプションを参照してください。 |
KillConnections | d | ブール式 | リモート・データベースに対する競合ロックを削除します。-d オプションを参照してください。 |
LogRenameSize | x | 整数。オプションで後ろに K または M が付きます。 | アップロード・データがスキャンされた後、トランザクション・ログの名前を変更し、再起動します。-x オプションを参照してください。 |
MobiLinkPwd | mp | 文字列 | Mobile Link ユーザのパスワードを指定します。-mp オプションを参照してください。 |
MLUser | u | 文字列 | Mobile Link ユーザ名を指定します。-u オプションを参照してください。 |
NewMLPassword | mn | 文字列 | Mobile Link ユーザの新しいパスワードを指定します。このオプションは、既存のパスワードを変更する場合に使用します。-mn オプションを参照してください。 |
Ping | pi | ブール式 | Mobile Link サーバに対して ping を実行し、クライアントと Mobile Link 間の通信を確認します。-pi オプションを参照してください。 |
Publication | n | 文字列 | 同期させるパブリケーションを指定します。パブリケーションは同期プロファイル内で 1 回しか指定できませんが、コマンド・ライン・オプションは複数回指定できます。-n オプションを参照してください。 |
RemoteProgressGreater | ra | ブール式 | リモート・オフセットが統合オフセットよりも大きい場合にリモート・オフセットが使用されるように指定します。これは、-ra オプションと同じです。-r オプションを参照してください。 |
RemoteProgressLess | rb | ブール式 | リモート・オフセットが統合オフセットよりも小さい場合に (リモート・データベースがバックアップからリストアされたときなど) リモート・オフセットが使用されるように指定します。これは、-rb オプションと同じです。-r オプションを参照してください。 |
TransactionalUpload | tu | ブール式 | リモート・データベースの各トランザクションを、1 つの同期内で独立したトランザクションとしてアップロードするように指定します。-tu オプションを参照してください。 |
UpdateGenNum | bg | ブール式 | ダウンロード・ファイルを作成するとき、このオプションはまだ同期していないリモート・データベースで使用できるファイルを作成します。-bg オプションを参照してください。 |
UploadOnly | uo | ブール式 | 同期がアップロードだけを含み、ダウンロードが発生しないように指定します。-uo オプションを参照してください。 |
UploadRowCnt | urc | 整数 | 同期でアップロードされるロー数の推定値を指定します。-urc オプションを参照してください。 |
Verbosity | 文字列 (オプションのカンマ区切りのリスト) | dbmlsync の冗長性を制御します。-v オプションに似ています。値は、次のオプションの 1 つ以上を含むカンマ区切りのリストにします。次に示すように、各オプションは既存の -v オプションに対応しています。
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