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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - クライアント管理 » Mobile Link クライアントの紹介 » Mobile Link ユーザ

 

リモート ID

「リモート ID」により、Mobile Link 同期システムのリモート・データベースがユニークに識別されます。

SQL Anywhere または Ultra Light データベースを作成したときは、リモート ID はNULL です。データベースを Mobile Link と同期する場合、Mobile Link は NULL のリモート ID がないかどうかをチェックします。NULL のリモート ID が見つかると、GUID をリモート ID として割り当てます。リモート ID を一度設定すると、手動で変更されるまで、データベースでは同じリモート ID を保持します。

SQL Anywhere リモート・データベースでは、Mobile Link サーバが、リモート ID とサブスクリプションによって同期の進行状況を追跡します。Ultra Light データベースでは、Mobile Link サーバがリモート ID とパブリケーションによって同期の進行状況を追跡します。この情報は、ml_subscription システム・テーブルに保存されます。リモート ID は、同期ごとに Mobile Link サーバ・ログにも記録されます。

複数の同時同期で同じリモート ID が使用されると、Mobile Link サーバはエラーを発行します。

参照

Mobile Link リモート ID の設定
スクリプトでのリモート ID と Mobile Link ユーザ名の使用