Mobile Link には、同期処理をカスタマイズするための拡張オプションがいくつか用意されています。拡張オプションは、パブリケーション、ユーザ、またはサブスクリプションに設定できます。また、拡張オプションの値は、dbmlsync コマンド・ラインでオプションを使用して上書きできます。
拡張オプションの完全なリストは、Mobile Link SQL Anywhere クライアントの拡張オプションを参照してください。
-e または -eu dbmlsync オプションで、dbmlsync の拡張オプションの値を option-name=value の形式で指定します。次に例を示します。
dbmlsync -e "v=on;sc=low" |
SQL Anywhere リモート・データベース内で、CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文または CREATE SYNCHRONIZATION USER 文にオプションを追加します。
パブリケーションに拡張オプションを追加する場合は、少し異なります。パブリケーションに拡張オプションを追加するには、ALTER/CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION 文で FOR 句を省略します。
次の文は、拡張オプションを使用する同期サブスクリプションを作成します。拡張オプションによって、アップロード・ストリームを準備するキャッシュ・サイズを 3 MB に設定し、アップロードのインクリメント・サイズを 3 KB に設定します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO my_pub FOR ml_user ADDRESS 'host=test.internal;port=2439;' OPTION memory='3m',increment='3k' |
オプション値は一重引用符で囲むことができますが、オプション名は引用符で囲まないでください。
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