接続レベルのスクリプトは、特定のテーブルに関連付けられていない高いレベルのイベントを制御します。これらのイベントは、各同期の処理中に必要な全般的なタスクを実行するときに使用します。

接続スクリプトは、接続と切断に関連するアクションや、アップロード処理やダウンロード処理の開始と終了などの、同期レベルのイベントのアクションを制御します。一部の接続スクリプトには、関連するテーブル・スクリプトがあります。これらの接続スクリプトは、テーブルが同期されているかどうかに関係なく、いつでも呼び出されます。

接続レベルのスクリプトは、特定のイベントで特定のアクションを実行する必要がある場合にのみ作成します。少数のイベント用のスクリプトだけを作成すれば済む場合もあります。あらゆるイベントに対する Mobile Link サーバのデフォルト・アクションは、何もアクションを実行しない設定になっています。簡単な同期スキームの中には、接続スクリプトが必要でないものもあります。

ml_global スクリプト・バージョン

同じスクリプトを何回も定義しないで済むように、接続レベル・スクリプトを 1 回定義して、再使用できます。これを行うには、ml_global と呼ばれるスクリプト・バージョンを定義します。

ml_global スクリプト・バージョンを参照してください。