ブロッキング・ダウンロード確認の使用

ブロッキング・ダウンロード確認は推奨されなくなりました。可能な場合は常に非ブロッキング・ダウンロード確認を使用してください。

ダウンロード・トランザクションで、ダウンロード内容の書き換え情報を保持します。この情報は、リモート・データベースに適用されたダウンロードの内容を基に、自動的に更新されます。

エラーが発生してダウンロード全体をリモート・データベースに適用できない場合、SendDownloadAck を ON に変更しても、Mobile Link サーバはダウンロードの確認を取得できないため、ダウンロード・トランザクションをロールバックします。トランケーション・ポイントの書き換え情報は、ダウンロード・トランザクションの一部であるため、ロールバックされます。次回ダウンロードが作成される場合、元のトランケーション・ポイントの書き換え情報を使用します。

SendDownloadACK (sa) 拡張オプションとSend Download Acknowledgement 同期パラメータを参照してください。

同期スクリプトをテストした時にエラーが発生した場合は、end_download スクリプトを論理に追加してください。これで、失敗に終わったダウンロードを、スクリプトを使って確実に処理できます。

非ブロッキング・ダウンロード確認の使用

非ブロッキング・ダウンロード確認トランザクションで、ダウンロード内容の書き換え情報を保持します。この情報は、リモート・データベースによってダウンロードが正常に適用された後に呼び出される publication_nonblocking_download_ack スクリプトまたは nonblocking_download_ack スクリプトで更新してください。

エラーが発生するか SendDownloadAck が OFF の場合、これらの非ブロッキング・ダウンロード確認スクリプトは呼び出されず、ダウンロード・タイムスタンプは更新されません。同期スクリプトをテストしたときにエラーが発生した場合は、publication_nonblocking_download_ack スクリプトまたは nonblocking_download_ack スクリプトに論理を追加してください。これで、失敗に終わったダウンロードを、スクリプトを使って確実に処理できます。