リダイレクタは推奨されなくなりました。代わりに、リレー・サーバを使用してください。リレー・サーバを参照してください。
Microsoft Web サーバを使用している場合は、ISAPI 版のリダイレクタを使用できます。
バージョンのサポートの詳細については、 http://www.ianywhere.jp/sas/os.html を参照してください。
iaredirect.dll ファイルを、Web サーバが設定されているコンピュータの Inetpub\scripts にコピーします。
ファイル iaredirect.dll は、install-dir\MobiLink\Redirector\IIS5 にあります。
Inetpub\scripts ディレクトリは、Microsoft Web サーバのインストール・ディレクトリにあります。
Web サーバがリダイレクタとは別のコンピュータ上にある場合は、次のファイルをそのコンピュータにコピーし、コピーしたファイルがパスに存在することを確認してください。必要なファイルは、暗号化の種類によって異なります (暗号化を使用している場合)。
次に示すファイル・ロケーションは、install-dir を基準とした相対ディレクトリです。
設定 | 必要なファイル |
---|---|
すべて |
|
ECC 暗号化 |
|
RSA 暗号化 |
|
FIPS 認定の RSA 暗号化 |
|
1 ドイツ語、日本語、中国語の版では、en をそれぞれ de、ja、zh と置き換えます。
言語を変更する方法については、ロケール言語の知識を参照してください。
次の構文を使用して ISAPI リダイレクタを呼出します。
protocol://host[:port]/exec_dir/iaredirect.dll/ml/ |
文中の各項目を次に説明します。
protocol http または https です。
host Web サーバのホスト名です。
port デフォルトのポートでない場合は、Web サーバが受信しているポートです。
exec_dir リダイレクタの DLL である iaredirect.dll がインストールされているディレクトリです。デフォルトのディレクトリは scripts です。
次に例を示します。
http://server:8080/scripts/iaredirect.dll/ml/ |
ログ・ファイルをチェックして、リダイレクタが要求をログに記録しているかどうかを確認します。
「注意:」このテストは、Mobile Link サーバへの接続を作成しません。
正しく設定できなかった場合は、以下を確認してください。
Inetpub\scripts ディレクトリが Web サーバのインストール時に実行アクセス許可付きで作成されているか確認します。
リダイレクタ設定ファイルと iaredirect.dll を異なるディレクトリに保管できるのは、インターネット インフォメーション サービスを使用してディレクトリに実行アクセス許可を付与できる場合だけです。
Inetpub\scripts ディレクトリを指す仮想ディレクトリが必要です。これがない場合は、インターネット インフォメーション サービスを起動して、仮想ディレクトリを手動で作成する必要があります。この仮想ディレクトリは、Inetpub\scripts を指すようにし、[実行アクセス許可] を [スクリプトおよび実行可能ファイル] に設定してください。その手順については、IIS のオンライン・ヘルプを参照してください。
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