このテーブルは、サーバ起動同期にのみ使用されます。また、このテーブルにはデバイスの追跡に必要なデバイス名が格納されます。
カラム |
説明 |
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device_name |
VARCHAR(255)。デバイスに指定された名前。dblsn -e オプションを使用して名前を指定した場合を除き、この名前はオペレーティング・システムから取り出されます。 |
listener_version |
VARCHAR(128)。NOT NULL。デバイスにインストールされているソフトウェア用の SQL Anywhere のバージョン番号。この値を変更してもソフトウェアの動作には影響しませんが、この値は診断時に役立つことがあります。 |
listener_protocol |
INTEGER。NOT NULL。このカラムは次の 0、1、2 のいずれかです。
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info | VARCHAR(255)。NOT NULL。リスニング・デバイスのオペレーティング・システム情報。この情報は、dblsn -f オプションを使用して情報を提供することによって上書きできます。 |
ignore_tracking | VARCHAR(1)。NOT NULL。このカラムが y である場合は、追跡情報はローに書き込まれません。このカラムが n である場合は、追跡情報がローに書き込まれます。 |
source | VARCHAR(255)。NOT NULL。デバイスの自動追跡機能によってローが作成された場合、このカラムは tracking です。そうでない場合は、このカラムは空です。ただし、ストアド・プロシージャを使用してこのカラムを変更し、このローのデータの取得先に関する情報を追加した場合を除きます。このカラムが tracking に設定されていない場合は、カラムの値がソフトウェアの動作に影響することはありません。 |
Mobile Link システム・テーブル ml_device、ml_device_address、ml_listening には、サーバ起動同期に使用されるデバイスに関する情報が格納されています。DeviceTracker ゲートウェイは、この情報を使用して、Mobile Link ユーザ名ごとにターゲット・デバイスを処理します。
ほとんどの場合、これらのテーブルを変更する必要はありません。ただし、デバイスがデバイス追跡機能をサポートしていない場合、またはトラブルシューティングのためにデバイス追跡機能を無効にする場合は、事前に定義されたストアド・プロシージャを使用して、このシステム・テーブルのローを追加または削除できます。デバイス・トラッキングのサポートの追加を参照してください。
自動追跡機能を停止する場合は、ignore_tracking を y に設定します。また、この場合は tracking 以外のソース名を使用してください。
PRIMARY KEY( device_name )
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