dbmlsync は、同期が有効であることを確認するためにいくつかの処理を行ってから、ダウンロード・ファイルをリモート・データベースに適用します。
dbmlsync は、ダウンロード・ファイルの作成に使用されたファイル定義データベースに次のものが含まれていることを確認するため、このダウンロード・ファイルをチェックします。
リモート・データベースと同じパブリケーション
そのパブリケーションで使用される同じテーブルとカラム
それらのテーブルとカラムと同じ外部キー関係
dbmlsync は、リモート・データベースからアップロードされていないデータがパブリケーションに存在するかどうかをチェックします。データが存在する場合は、ダウンロード・ファイルは適用されません。これは、ダウンロード・ファイルを適用すると、保留中のアップロードが消失することがあるためです。
dbmlsync は、最終ダウンロード・タイムスタンプ、次の最終ダウンロード・タイムスタンプ、ダウンロード・ファイルの作成時刻をチェックして、次のことを確認します。
リモート・データベースの新しいデータが、ダウンロード・ファイルに含まれる古いデータで上書きされないこと。
ダウンロード・ファイルを適用すると、統合データベースで発生した変更の一部をリモート・データベースが取得しない場合には、ダウンロード・ファイルを適用しないこと。この状況は、リモート・データベースが前のファイルベースのダウンロードを適用しなかった場合に発生することがあります。
自動検証を参照してください。
オプションで、dbmlsync はダウンロード・ファイルの世代番号と一致することを確認するために、リモート・データベースで世代番号をチェックします。
Mobile Link の世代番号を参照してください。
オプションで、sp_hook_dbmlsync_validate_download_file ストアド・プロシージャを使用して、カスタムの検証論理を作成できます。
詳細については、カスタム検証を参照してください。
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