ダイレクト・アップロードを処理するには、次の手順を実行します。
handle_UploadData 接続イベント用の Java または .NET メソッドを登録します。
handle_UploadData 同期イベント用のメソッドを作成します。このイベントは、UploadData パラメータを 1 つ受け取ります。次の項を参照してください。
通常、handle_UploadData イベントは、同期のたびに 1 度呼び出されます。ただし、トランザクション・レベル・アップロードを使用する SQL Anywhere クライアントでは、同期のたびに複数回のアップロードが発生する可能性がありますが、その場合は handle_UploadData をトランザクションごとに 1 回呼び出すことで対応できます。
dbmlsync トランザクション・レベル・アップロードの詳細については、-tu オプションを参照してください。
Java または .NET 同期スクリプトの作成に関する一般的な情報については、次の項を参照してください。
接続レベル・イベントの登録の詳細については、次の項を参照してください。
Java と .NET 用の Mobile Link サーバ API には、ダイレクト・アップロードの処理用に次のインタフェースが用意されています。
UploadData 1 つのアップロード・トランザクションをカプセル化します。アップロード・トランザクションには、ロー操作が格納されたテーブルのセットが含まれています。次の項を参照してください。
UploadedTableData Mobile Link クライアントによってアップロードされた、テーブルの挿入、更新、削除操作をカプセル化します。Java の場合、UploadedTableData メソッドは UpdateResultSet のインスタンスを返します。.NET の場合、UploadedTableData メソッドは UpdateDataReader インタフェースのインスタンスを返します。返された結果セット IDataReaders を参照して、アップロードされたローに対する操作を処理します。次の項を参照してください。
UpdateResultSet Java の場合、このクラスは、UploadedTableData の getUpdates メソッドによって返された更新結果セットを表します。このクラスでは、更新ローの新しいバージョンと古いバージョンを取得するための特別なメソッドが含まれるように java.sql.ResultSet が拡張されています。
UpdateResultSetを参照してください。
.NET の場合、UpdateDataReader インタフェースは UploadedTableData GetUpdates メソッドによって返されたロー・セットを表します。このインタフェースでは、更新ローの新しいバージョンと古いバージョンを取得するための特別なメソッドが含まれるように IDataReader が拡張されています。
UpdateDataReader インタフェースを参照してください。
handle_UploadData 接続イベントを参照してください。
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