上記のファイルを Apache インストールの modules ディレクトリにコピーします。
リレー・サーバ設定ファイル rs.config を作成します。リレー・サーバ設定ファイルを参照してください。
rs.config を modules ディレクトリにコピーします。サーバ・モジュールは、rshost 実行プログラムが rs.config ファイルをコピーしたディレクトリと同じディレクトリにあることを想定します。
PATH 環境変数と LD_LIBRARY_PATH 環境変数を、Apache の modules ディレクトリを含むように設定します。
Apache の conf/httpd.conf ファイルを編集します。
リレー・サーバのクライアント・モジュールとサーバ・モジュールをロードするための、次の行を追加します。
LoadModule iarelayserver_client_module modules/mod_rs_ap_client.so |
LoadModule iarelayserver_server_module modules/mod_rs_ap_server.so |
クライアント・モジュールとサーバ・モジュールは、異なる URL を使用して呼び出されます。クライアント・モジュールは、URL パスで iarelayserver 文字列を明示的に指定して検索します。URL のその部分を変更する必要はありません。
クライアント・モジュールの <location> セクションを作成するための、次の行を追加します。
<LocationMatch /cli/iarelayserver/* > SetHandler iarelayserver-client-handler </LocationMatch> |
サーバ・モジュールの <location> セクションを作成するための、次の行を追加します。
<Location /srv/iarelayserver/* > SetHandler iarelayserver-server-handler RSConfigFile "/<apache-install>/modules/rs.config" </Location> |
リレー・サーバ設定ファイル rs.config の場所を指定する RSConfigFile
ディレクティブを指定してください。rs.config ファイルは、rshost
実行プログラムが配備されているディレクトリと同じディレクトリに存在している必要があります。
TimeOut ディレクティブが設定されている場合は、60 秒以上に設定されていることを確認します。
Linux の場合、Apache がプロセスを生成するときに $TMP、$TMPDIR、$TEMP のいずれかの環境変数がグローバルに設定されている場合、Apache をこれ以上設定する必要はありません。
これらの環境変数のいずれもグローバルに設定されていない場合、またはデフォルトのリレー・サーバ・ログ・ファイルを特定のテンポラリ・ディレクトリに保存する場合は (たとえばカスタマイズしないでステイト・マネージャを自動的に起動する場合)、ファイル /<apache-dir>/bin/envvars を編集して TMP を設定し、エクスポートします。
たとえば、envvars ファイルで $TMP を編集する場合は、次のようにします。
set TMP="/tmp" export TMP |
これにより、Apache がプロセスを作成する前に、Apache が作成するシェル内で環境変数が設定されます。
どのような場合も、Apache ユーザ・プロセスには選択した tmp ディレクトリのロケーションに対する書き込みパーミッションが必要です。
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