このシステム・プロシージャを使用して、パススルー・スクリプトを作成します。このプロシージャは、ml_passthrough_script システム・テーブルにエントリを追加します。
ml_add_passthrough_script ( 'script_name', 'flags', 'affected_pubs', 'script', 'description' )
構文 |
説明 |
||||
---|---|---|---|---|---|
script_name |
VARCHAR(128)。スクリプト名。この値は、ユニークにする必要があります。 |
||||
flags |
VARCHAR(256)。クライアントにスクリプトの実行方法を指定する値。この値は、NULL にしたり、セミコロンで区切られたリストによる次のキーワードの組み合わせを含めたりすることができます。
次に例を示します。
|
||||
affected_pubs |
TEXT。スクリプトの実行前に同期する必要があるパブリケーションのリスト。空の文字列および NULL は、同期の必要がないことを示します。この値は、SQL Anywhere クライアントでのみ有効です。Adaptive Server Enterprise の場合は VARCHAR(16384)。DB2 LUW の場合は VARCHAR(4000)。Oracle の場合は CLOB。 |
||||
script |
TEXT。パススルー・スクリプトの内容。この値は NULL にすることはできません。Adaptive Server Enterprise の場合は VARCHAR(16384)。DB2 LUW の場合は VARCHAR(4000)。Oracle の場合は CLOB。 スクリプトの内容を NULL にすることはできません。Ultra Light リモートの場合、script の内容は、単語 go で区切られた SQL 文のコレクションである必要があります。単語 go は、個別の行に記述してください。SQL Anywhere リモートの場合、script の内容は、begin…end ブロックで囲まれると有効になる、任意の SQL 文のコレクションにすることができます。 SQL Anywhere リモートでの script の内容の例
Ultra Light リモートでの script の内容の例
|
||||
description |
VARCHAR(2000)。スクリプトのコメントまたは説明。この値は NULL にすることもできます。 |
指定された script_name がすでに ml_passthrough_script に存在する場合、このプロシージャはエラーを生成します。
統合データベースのタイプが DB2 メインフレームの場合、このプロシージャは ml_add_pt_script という名前になります。IBM DB2 メインフレームのシステム・プロシージャ名の変換を参照してください。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |