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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - サーバ管理 » Mobile Link リファレンス » Mobile Link サーバ・システム・プロシージャ » Mobile Link システム・プロシージャ

 

ml_add_passthrough_repair システム・プロシージャ

このシステム・プロシージャを使用して、スクリプトのエラーを処理するためのルールを定義します。各ルールは、特定のスクリプトによって指定のエラー・コードが生成されたときにクライアントが実行するアクションを定義します。このプロシージャは、ml_passthrough_repair システム・テーブルにエントリを追加します。指定の failed_script_name と error_code を持つエントリがすでにテーブルに存在している場合、プロシージャはエントリを更新します。

構文
ml_add_passthrough_repair ( 
'failed_script_name', 
error_code, 
'new_script_name', 
'action' 
)
パラメータ

構文

説明

failed_script_name

VARCHAR(128)。このルールが適用される失敗したスクリプトの名前。この値は、ml_passthrough_script テーブル内の有効なスクリプト名にしてください。

error_code

INTEGER。このルールが処理する SQL Anywhere エラー・コード。

new_script_name

VARCHAR(128)。action が R のときは、失敗したスクリプトを置き換えるスクリプトの名前。action が S、P、または H の場合、この値は NULL にすることができます。action が R の場合、この値は ml_passthrough_script テーブル内の有効なスクリプト名にしてください。failed_script_name と同じにすることもできます。

action

CHAR(1)。failed_script_name のために error_code が生成されたときにクライアントが実行するアクション。この値は次のいずれかにしてください。

  • R   (置換) 失敗したスクリプトを new script name によって指定されたスクリプトに置き換える必要があること、および新しいスクリプトの実行を試みる必要があることを示します。失敗したスクリプトを再実行するには、new script namefailed script name と同じにします。

  • P   (パージ) リモート・データベースが受信したすべてのスクリプトを破棄し、その後に通常どおりスクリプトの実行を続行する必要があることを示します。

  • S   (省略) リモート・データベースが失敗したスクリプトを無視し、成功した場合のようにスクリプトの実行を続行する必要があることを示します。

  • H   (停止) リモート・データベースが追加の指示を受け取るまでそれ以上のスクリプトを実行しないようにすることを示します。

備考

スクリプトを徹底的にテストすることによって、SQL パススルー・スクリプトが失敗することをできるかぎり回避してください。

統合データベースのタイプが DB2 メインフレームの場合、このプロシージャは ml_add_pt_repair という名前になります。IBM DB2 メインフレームのシステム・プロシージャ名の変換を参照してください。

参照