このシステム・プロシージャを使用して、スクリプトのエラーを処理するためのルールを定義します。各ルールは、特定のスクリプトによって指定のエラー・コードが生成されたときにクライアントが実行するアクションを定義します。このプロシージャは、ml_passthrough_repair システム・テーブルにエントリを追加します。指定の failed_script_name と error_code を持つエントリがすでにテーブルに存在している場合、プロシージャはエントリを更新します。
ml_add_passthrough_repair ( 'failed_script_name', error_code, 'new_script_name', 'action' )
構文 |
説明 |
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failed_script_name |
VARCHAR(128)。このルールが適用される失敗したスクリプトの名前。この値は、ml_passthrough_script テーブル内の有効なスクリプト名にしてください。 |
error_code |
INTEGER。このルールが処理する SQL Anywhere エラー・コード。 |
new_script_name |
VARCHAR(128)。action が R のときは、失敗したスクリプトを置き換えるスクリプトの名前。action が S、P、または H の場合、この値は NULL にすることができます。action が R の場合、この値は ml_passthrough_script テーブル内の有効なスクリプト名にしてください。failed_script_name と同じにすることもできます。 |
action |
CHAR(1)。failed_script_name のために error_code が生成されたときにクライアントが実行するアクション。この値は次のいずれかにしてください。
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スクリプトを徹底的にテストすることによって、SQL パススルー・スクリプトが失敗することをできるかぎり回避してください。
統合データベースのタイプが DB2 メインフレームの場合、このプロシージャは ml_add_pt_repair という名前になります。IBM DB2 メインフレームのシステム・プロシージャ名の変換を参照してください。
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