このプロシージャを使用して、Mobile Link システム・テーブル内の同期ステータス情報をリセットします。
ml_reset_sync_state ( 'user', 'remote_id' )
構文 |
説明 |
---|---|
user |
VARCHAR(128)。Mobile Link ユーザ名。 |
remote_id |
VARCHAR(128)。リモート ID。 |
パラメータには NULL を指定できます。両方のパラメータが NULL の場合、このプロシージャは何も処理を実行しません。
このストアド・プロシージャは、ml_subscription テーブルの progress、last_upload_time、last_download_time カラムを、指定のユーザ名とリモート ID のデフォルト値に設定します。progress のデフォルト値は 0 です。last_upload_time と last_download_time カラムのデフォルト値は '1900/01/01 00:00:00' です。
リモート ID が NULL で、Mobile Link ユーザ名が NULL でない場合、このプロシージャはこれらのカラムを、指定の Mobile Link ユーザ名によって参照される ml_subscription テーブル内のローのデフォルト値に設定します。Mobile Link ユーザ名が NULL で、リモート ID が NULL でない場合には、指定のリモート ID を持つ ml_subscription テーブル内のローのデフォルト値に設定します。
このストアド・プロシージャは、細心の注意を払って使用してください。次回 Mobile Link クライアントがこのリモート ID の同期を要求したとき、Mobile Link サーバは、このリモート ID の同期ステータスをチェックしません。前回行われた同期が成功しなかったリモート ID をリセットすると、データの不整合が発生する場合があります。
統合データベースのタイプが DB2 メインフレームの場合、このプロシージャは ml_reset_sstate という名前になります。IBM DB2 メインフレームのシステム・プロシージャ名の変換を参照してください。
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