リモート・データベースのカラムに関する情報を登録します。この情報は名前付きカラム・パラメータで使用されます。
ml_add_column ( 'version', 'table', 'column', 'type' )
構文 |
説明 |
---|---|
version |
VARCHAR(128)。バージョン名。 |
table |
VARCHAR(128)。テーブル名。 |
column |
VARCHAR(128)。カラムの名前。 |
type |
VARCHAR(128)。今後の使用のために予約されています。NULL に設定されます。 |
このプロシージャは、リモート・データベースのカラムに関する情報を Mobile Link システム・テーブル ml_column に設定します。この情報は名前付きロー・パラメータで使用されます。
ml_add_column の呼び出しは、リモート・データベース・テーブルでのカラム順と同じ順序で実行される必要があります。そうしないと、データが正しくなくなることがあります。
次の両方に該当する場合にこのシステム・プロシージャを実行する必要があります。
SQL スクリプトに、カラムの名前付きパラメータが含まれる (o.column-name、r.column-name など)。
同期モデル作成ウィザードを使用していない。
同期モデル作成ウィザードを使用している場合でも、モデル・モード以外でリモート・スキーマを変更した場合は、このストアド・プロシージャを使用して、ml_column に登録されていないカラムに関する情報を送信する必要があります。
特定のスクリプト・バージョン内のテーブル名のエントリをすべて削除するには、カラム名を NULL に設定します。
次のストアド・プロシージャ・コールは、スクリプト・バージョン Version1 で、MyTable の col1 に関する情報を Mobile Link システム・テーブル ml_column に設定します。このコールによって、Version1 スクリプト・バージョンで、MyTable1 のテーブル・スクリプトに名前付きロー・パラメータ r.col1 と o.col1 を使用できます。
CALL ml_add_column( 'Version1', 'MyTable1', 'col1', NULL ) |
次のストアド・プロシージャ・コールは、スクリプト・バージョン Version1 で、Mobile Link システム・テーブル ml_column 内の MyTable1 のエントリをすべて削除します。
CALL ml_add_column( 'Version1', 'MyTable1', NULL, NULL ) |
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