このプロシージャを使用して、リモート・データベースを削除したときに Mobile Link システム・テーブルをクリーンアップします。
ml_delete_sync_state_before ( 'ts' )
構文 |
説明 |
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ts |
TIMESTAMP。日時は、統合データベースで指定された順序で指定してください。統合データベースの日時のフォーマットが "yyyy/mm/dd hh:mm:ss.ssss" に設定されている場合、タイムスタンプは年、月、日、時、分、秒、秒以下の順に指定します。 |
このストアド・プロシージャは Mobile Link システム・テーブルから、もう使用されていないリモート・データベースに関連するローを削除します。特に次の処理が行われます。
ml_subscription システム・テーブルから、last_upload_time と last_download_time の両方が指定のタイムスタンプより前の値になっているすべてのローを削除する。
リモート ID が ml_subscription テーブルのどのローからも参照されていない場合は、ml_database システム・テーブルからリモート ID を削除する。
実際には削除されていないリモート・データベースのローを削除する可能性がある場合は、このシステム・プロシージャを使用しないでください。もし使用すると、ml_subscription と ml_database テーブル内のローが削除されることで、アップロードが失敗して「不明なステータス」になっているリモート・データベースに問題が発生する可能性があります。その不明なステータスでは、リモート・データベースは Mobile Link システム・テーブルに依存してデータを再送します。
プロシージャはパラメータの日付/時刻フォーマットを検証しないので、このプロシージャに指定するタイムスタンプには正しい日付/時刻フォーマットを使用してください。
統合データベースのタイプが DB2 メインフレームの場合、このプロシージャは ml_del_sstate_b4 という名前になります。IBM DB2 メインフレームのシステム・プロシージャ名の変換を参照してください。
次の例は、2004 年 1 月 10 日以降同期されていないリモート・データベースに関する Mobile Link システム・テーブル情報をクリーンアップします。この例は、日付/時刻フォーマットが yyyy/mm/dd hh:mm:ss.ssss である SQL Anywhere 統合データベースで使用できます。
CALL ml_delete_sync_state_before( '2004/01/10 00:00:00' ) |
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |