このテーブルには、各リモートのステータス情報が格納されます。
カラム |
説明 |
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rid | INTEGER。リモート ID を識別するユニークな整数。この値は内部で使用されます。 |
subscription_id |
VARCHAR(128)。subscription_id は、リモート・データベースが生成する番号です。SQL Anywhere クライアントの場合、この値は SYS.ISYSSYNC システム・テーブルの sync_id と同じです。 Ultra Light クライアントはサブスクリプションを使用しません。したがって、Ultra Light クライアントの場合、この値はバージョン 10.0.0 以降では Ultra Light パブリケーション ID であり、バージョン 8 と 9 では <unknown> です。 |
user_id |
INTEGER。指定された rid と subscription_id に対して最後の同期を実行したユーザ。user_id カラムを使用して、成功した最後の同期を実行した Mobile Link ユーザを検索できます。 |
progress |
NUMERIC(20,0)。オフセット、ステータス、シーケンス番号、進捗状況のカウンタとも呼ばれる同期の進捗状況。 |
publication_name |
VARCHAR(128)。サブスクリプションによってサブスクライブされるパブリケーションのユーザ定義の名前。同期ごとにクライアントは各 subscription_id のパブリケーション名を送信します。 バージョン 10.0.0 より前の Ultra Light クライアントの場合、これは常に <unknown> です。Ultra Light バージョン 10 以降の場合は、パブリケーションか、文字列 ul_no_pub (パブリケーションがない場合) です。 |
last_upload_time |
TIMESTAMP。指定したリモート ID と subscription_id のアップロードが、統合データベースに最後に適用された時刻。デフォルトは January 1, 1900, 00:00:00 です。 |
last_download_time |
TIMESTAMP。指定したユーザと subscription_id のダウンロードが、統合データベースに最後に適用された時刻。デフォルトは January 1, 1900, 00:00:00 です。ダウンロード・タイムスタンプの生成および使用方法を参照してください。 |
SQL Anywhere クライアントでは、"progress" は、リモート・データベースのトランザクション・ログの位置を示します。これは、サブスクリプションに対するすべてのコミット済み操作がデータベースからアップロードされた点を示します。dbmlsync ユーティリティは、オフセットを使用してどのデータをアップロードするか決定します。SQL Anywhere リモート・データベースでは、オフセットは SYS.SYSSYNC システム・テーブルの progress カラムに格納されます。
次の項を参照してください。
Ultra Light クライアントでは、"progress" は、指定されたパブリケーションの同期シーケンス番号または進行状況のカウンタです。このカウンタは、どのローが同期されたかを示します。カウンタは、パブリケーションが同期するたびに増分されます。この数字は Ultra Light データベースの内部で使用され、アクセスすることはできません。
進行状況のカウンタを参照してください。
PRIMARY KEY( rid, subscription_id )
FOREIGN KEY( rid ) REFERENCES ml_database( rid )
FOREIGN KEY( user_id ) REFERENCES ml_user( user_id )
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