Mobile Link サーバを起動します。
mlsrv11 -c "connection-string" [ options ]
オプション | 説明 |
---|---|
@data |
指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。@data オプションを参照してください。 |
-a | 同期エラー時の自動再接続を無効にします。-a オプションを参照してください。 |
-b | 文字列のブランクの埋め込みを削除します。-b オプションを参照してください。 |
-bn size | 競合の検出のため BLOB を比較するときに考慮する最大バイト数を指定します。-bn オプションを参照してください。 |
-c "keyword=value; ..." | 統合データベース用の ODBC データベース接続パラメータを指定します。-c オプションを参照してください。 |
-cm size | サーバのメモリ・キャッシュのサイズを指定します。-cm オプションを参照してください。 |
-cn connections | 統合データベース・サーバとの最大同時接続数を設定します。-cn オプションを参照してください。 |
-cr count | データベース接続リトライの最大回数を設定します。-cr オプションを参照してください。 |
-cs "keyword=value; ..." | Mobile Link システム・データベース (MLSD) 用のシステム・データベース接続パラメータを指定します。 |
-ct connection-timeout | 接続が使用されなくなってからタイムアウトになるまでの時間を設定します。-ct オプションを参照してください。 |
-dl | Mobile Link サーバのメッセージ・ウィンドウにすべてのログ・メッセージを表示します。-dl オプションを参照してください。 |
-dr | Adaptive Server Enterprise の場合のみ。同期に関係するテーブルで、DataRow ロック・スキームを使用しないようにします。-dr オプションを参照してください。 |
-ds size | すべての再起動可能なダウンロードで使用される保存できるデータの最大量を指定します。-ds オプションを参照してください。 |
-dsd | SQL Anywhere と Microsoft SQL Server 統合データベースのデフォルトのダウンロード独立性レベルであるスナップショット・アイソレーションを無効にします。-dsd オプションを参照してください。 |
-dt | 現在のデータベース内のみでトランザクションを検出します。-dt オプションを参照してください。 |
-e filename | 送信されたリモート・エラー・ログを指定のファイルに格納します。-e オプションを参照してください。 |
-esu | アップロードにスナップショット・アイソレーションを使用します。-esu オプションを参照してください。 |
-et filename |
指定のファイルが存在する場合は、最初に内容を削除してから、送信されたリモート・エラー・ログをそのファイルに格納します。-et オプションを参照してください。 |
-f | 同期スクリプトに変更がないものとみなします。-f オプションを参照してください。 |
-fips | すべての Mobile Link セキュア・ストリームを強制的に FIPS 準拠にします。-fips オプションを参照してください。 |
-fr | テーブル・データ・スクリプトがない場合は、同期を終了せず、警告の発行だけを行います。-fr オプションを参照してください。 |
-ftr path | mlfiletransfer ユーティリティによって使用されるファイル用のロケーションを作成します。-ftr オプションを参照してください。 |
-lsc protocol[ protocol-options | ローカル・サーバの接続情報を指定します。-lsc オプションを参照してください。 |
-m [filename] | QAnywhere のメッセージ機能を有効にします。-m オプションを参照してください。 |
-nba { + | - } | サーバ・ダウンロード確認の動作モードを設定します。-nba オプションを参照してください。 |
-nc connections | 同時接続の最大数を設定します。-nc オプションを参照してください。 |
-notifier | サーバ起動同期用に Notifier を起動します。-notifier オプションを参照してください。 |
-o logfile | ファイルにメッセージのログを取ります。-o オプションを参照してください。 |
-on size | ログ・ファイルの最大サイズを設定します。-on オプションを参照してください。 |
-oq | 起動エラーの発生時にポップアップ・ウィンドウを表示しません。-oq オプションを参照してください。 |
-os size | 出力ファイルの最大サイズ。-os オプションを参照してください。 |
-ot logfile | 最初に内容を削除してから、ファイルにメッセージのログを取ります。-ot オプションを参照してください。 |
-q | Mobile Link サーバのメッセージ・ウィンドウを最小化します。-q オプションを参照してください。 |
-r retries | デッドロックされたアップロードを、この回数までリトライします。-r オプションを参照してください。 |
-rd delay | デッドロックされたトランザクションをリトライするまでの最大遅延秒数を設定します。-rd オプションを参照してください。 |
-s count | 一度にフェッチされ、送信されるローの最大数を指定します。-s オプションを参照してください。 |
-sl dnet script-options | .NET CLR のオプションを設定し、起動時に仮想マシンを強制的にロードします。-sl dnet オプションを参照してください。 |
-sl java script-options | Java 仮想マシンのオプションを設定し、起動時に仮想マシンを強制的にロードします。-sl java オプションを参照してください。 |
-sm number | アクティブに動作できる同期の最大数を設定します。-sm オプションを参照してください。 |
-ss | サーバを共有サーバ・ステータス・モードにします。-ss オプションを参照してください。 |
-tc minutes | SQL スクリプト実行のカウント・ダウン・タイマを設定します。-tc オプションを参照してください。 |
-tf | カウント・ダウン・タイマの期限が切れたら、SQL スクリプトを実行できないようにします (Oracle は対象外)。-tf オプションを参照してください。 |
-tx count | アップロードのトランザクションで、トランザクションのグループをバッチにし、まとめてコミットします。-tx オプションを参照してください。 |
-ud |
UNIX プラットフォーム上でデーモンとして実行します。-ud オプションを参照してください。 |
-ui | X-Window がサポートされている Linux で、使用可能な表示がない場合にシェル・モードで Mobile Link サーバを起動します。-ui オプションを参照してください。 |
-ux |
Mobile Link サーバのメッセージ・ウィンドウを開きます。-ux オプションを参照してください。 |
-v [ levels ] | ログ・ファイルに書き込まれるメッセージのタイプを制御します。-v オプションを参照してください。 |
-w count | データベース・ワーカ・スレッド数を設定します。-w オプションを参照してください。 |
-wu count | アップロード処理の同時実行を許可されるデータベース・ワーカ・スレッドの最大数を設定します。-wu オプションを参照してください。 |
-x protocol[ (network-parameters) ] | 通信プロトコルを指定します。必要に応じて、parameter=value の形式でネットワーク・パラメータを指定します。複数のパラメータを指定する場合はセミコロンで区切ります。-x オプションを参照してください。 |
-xo protocol[ (network-parameters) ] | バージョン 8 と 9 のクライアントの場合は、通信プロトコルを指定します。必要に応じて、parameter=value の形式でネットワーク・パラメータを指定します。複数のパラメータを指定する場合はセミコロンで区切ります。-xo オプションを参照してください。 |
-zp | 統合データベースとリモート・データベース間にタイムスタンプの競合がある場合に、最小精度よりも高い精度を持つタイムスタンプ値を競合検出に使用します。-zp オプションを参照してください。 |
-zs name | サーバ名を指定します。-zs オプションを参照してください。 |
-zt number | Mobile Link サーバを実行するのに使用されるプロセッサの最大数を指定します。-zt オプションを参照してください。 |
-zu { + | - } | authenticate_user スクリプトが未定義の場合に、ユーザの自動的な追加を制御します。-zu オプションを参照してください。 |
-zus |
Mobile Link がアップロード内容のないテーブルのアップロード・スクリプトを呼び出すようにします。-zus オプションを参照してください。 |
-zw 1,...5 |
表示する警告メッセージのレベルを制御します。-zw オプションを参照してください。 |
-zwd code | 特定の警告コードを無効にします。-zwd オプションを参照してください。 |
-zwe code | 特定の警告コードを有効にします。-zwe オプションを参照してください。 |
Mobile Link サーバは、統合データベース・サーバとの接続を ODBC を介して開きます。その後、クライアント・アプリケーションからの接続を受け入れ、同期処理を制御します。
-c オプションを使用して統合データベースの接続パラメータを指定してください。コマンド・ライン・オプションは、任意の順序で指定できます。ここでは、便宜上、-c オプションをコマンド文字列の最初の項目としています。接続文字列の前であれば、オプション・リストのどこにでも指定できます。
ODBC データ・ソースが統合データベースを自動的に起動するように設定していない場合には、統合データベースを実行してから Mobile Link サーバを起動してください。
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