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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - サーバ管理 » Mobile Link サーバ・テクノロジの使用 » Mobile Link モニタ

 

Mobile Link モニタのデータの保存

Mobile Link モニタのセッションのデータは、バイナリ・ファイル (.mlm) または値をカンマで区切ったテキスト・ファイル (.csv) として保存するか、リレーショナル・データベースのテーブルまたは Microsoft Excel ファイルとして保存できます。

ファイルへの保存

データをファイルとして保存するには、[ファイル] - [名前を付けて保存] を選択します。

  • 保存したデータを Mobile Link モニタで表示する場合は、データをバイナリ (.mlm) ファイルとして保存します。ファイルを再び開くには、[ファイル] - [開く] を選択します。モニタされた情報をすべて保持できるのは、バイナリ・ファイル形式だけです。

  • 保存したデータを Microsoft Excel などの別のツールで表示する場合は、カンマで区切ったファイル (.csv) として保存します。この場合に保存されるのは、テーブルごとの情報とセッションの終了時刻を除いた、同期のプロパティ・ウィンドウの情報だけです。.csv ファイルを Mobile Link モニタで開くこともできます。

    .csv ファイル・フォーマットでは、時間がミリ秒数で格納されます。

データが自動的にファイルに保存されるように指定できます。これを行うには、[ツール] - [オプション] を選択し、[一般] タブで出力ファイル名を入力します。出力ファイルが新しいデータで上書きされます。

リレーショナル・データベースまたは Excel へのエクスポート

Mobile Link モニタのデータは、ODBC 接続を使用してエクスポートすることもできます。Mobile Link によってサポートされている任意のリレーショナル・データベース、または Microsoft Excel スプレッドシートにエクスポートできます。

データをエクスポートすると、Mobile Link モニタ・セッションのすべてのカラムがエクスポートされます。さらに、エクスポートを実行した時間を識別する export_time というカラムもエクスポートされます。グラフのデータはエクスポートされません。

カラムのいくつかは予約語のため、データ・ソースは引用符付き識別子が有効になっている必要があります。Mobile Link モニタは、SQL Anywhere、Adaptive Server Enterprise、Microsoft SQL Server の各データベースに対する引用符付き識別子を、自動的に有効にします。引用符付き識別子オプションが有効になっていないと、エクスポートは失敗します。

♦  データベースまたは Excel にデータをエクスポートするには、次の手順に従います。
  1. Mobile Link モニタ情報を収集した後、Mobile Link サーバから切断します。

  2. Mobile Link モニタで、[ファイル] - [データベースへのエクスポート] を選択します。

  3. 出力のオプションを選択します。

    • データを保存するために作成するテーブルの名前を 2 つ指定します。指定しない場合は、デフォルトが使用されます。そのテーブルが存在しない場合は、Mobile Link モニタによって作成されます。Excel 出力では、2 つのテーブル名は作成する 2 つのワークシートを識別します。

    • 既存のテーブルにあるデータを上書きするかどうかを選択します。データを上書きしない場合は、新しいデータが既存のデータに追加されます。

  4. [OK] をクリックして [接続] ウィンドウを開き、データベースに接続するか、ODBC を使用して Excel スプレッドシートに接続します。