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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - サーバ管理 » Mobile Link サーバ・テクノロジの使用 » Mobile Link モニタ

 

Mobile Link モニタの起動

Mobile Link サーバごとに、Mobile Link モニタのインスタンスを複数実行できます。

♦  データのモニタリングを開始するには、次の手順に従います。
  1. 統合データベースと Mobile Link サーバを起動します (起動していない場合)。

  2. [スタート] - [プログラム] - [SQL Anywhere 11] - [Mobile Link モニタ] を選択します。

    または、コマンド・プロンプトで mlmon と入力することもできます。詳細については、以下を参照してください。

  3. Mobile Link モニタ接続は、Mobile Link サーバへの同期接続と同じように開始されます。たとえば、-zu+ を指定して Mobile Link サーバを起動した場合は、ここで指定するユーザ ID が何であっても構いません。すべての Mobile Link モニタ・セッションに対して、スクリプト・バージョンが for_MLMonitor_only に設定されます。

    [Mobile Link サーバへの接続] ウィンドウで次の情報を入力してください。

    • [ホスト]   Mobile Link サーバが稼働しているコンピュータのネットワーク名または IP アドレス。デフォルトでは、Mobile Link モニタが稼働しているコンピュータです。Mobile Link サーバが Mobile Link モニタと同じコンピュータで稼働している場合は、localhost を使用できます。

    • [プロトコル]   Mobile Link サーバが同期要求に使用しているのと同じネットワーク・プロトコルとポートに設定してください。

    • [ポート]   Mobile Link サーバが同期要求に使用しているのと同じネットワーク・ポートに設定してください。

    • [暗号化]   プロトコルとして HTTPS または TLS を選択すると、このボックスが有効になります。暗号化のタイプをドロップダウン・リストから選択します。

    • [追加のプロトコルオプション]   オプションのパラメータを指定します。次のパラメータを設定できます。複数のパラメータを指定する必要がある場合は、セミコロンで区切ります。

      • buffer_size=number

      • client_port=nnnn

      • client_port=nnnn-mmmmm

      • persistent={0|1} (HTTP と HTTPS のみ)

      • proxy_host=proxy_hostname (HTTP と HTTPS のみ)

      • proxy_port=proxy_portnumber (HTTP と HTTPS のみ)

      • url_suffix=suffix (HTTP と HTTPS のみ)

      • version=HTTP-version-number (HTTP と HTTPS のみ)

    Mobile Link クライアント・ネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。

  4. 同期を開始します。

    収集されたデータが Mobile Link モニタに表示されます。

コマンド・ラインでの mlmon の起動

コマンド・ライン・オプションを使用すると、Mobile Link モニタでファイルを開いたり、起動時に Mobile Link サーバへ接続することができます。次の構文を使用します。

mlmon [ connect-options | inputfile.{ mlm | csv } ]

文中の各項目を次に説明します。

connect-options   これは、次のうちの 1 つまたは複数です。

  • -u ml_username (Mobile Link サーバへの接続に必要)

  • -p password

  • -x { tcpip | tls | http | https } [ ( keyword=value;... ) ]

    上記で説明している keyword=value のペアは、ホスト、プロトコル、追加のネットワーク・パラメータです。-x オプションは、Mobile Link サーバへの接続に必要です。

  • -o outputfile.{ mlm | csv }

    -o オプションは、接続の最後で Mobile Link モニタを閉じ、指定したファイルにセッションを保存します。

mlmon -? と入力すると、mlmon の構文が表示されます。

UNIX での Mobile Link モニタの起動

Linux のデスクトップ・アイコンをサポートする Linux バージョンを使用していて、SQL Anywhere 11 のインストール時にこれらのアイコンをインストールするように選択した場合は、次の手順を使用できます。

♦  Mobile Link モニタを起動するには、次の手順に従います (Linux デスクトップ・アイコンの場合)。
  1. [アプリケーション] - [SQL Anywhere 11] - [Mobile Link モニタ] を選択します。

  2. 「データのモニタリングを開始するには、次の手順に従います。」に示した要領で、Mobile Link サーバに接続するための情報を入力します。

注意

以降の手順は、SQL Anywhere ユーティリティのソースを指定済みであることを前提としています。UNIX と Mac OS X での環境変数の設定を参照してください。

♦  Mobile Link モニタを起動するには、次の手順に従います (UNIX コマンド・ラインの場合)。
  1. ターミナル・セッションで次のコマンドを入力します。

    mlmon
  2. Mobile Link サーバに接続するための情報を前述の要領で入力します。

Mobile Link モニタの停止
♦  Mobile Link モニタを停止するには、次の手順に従います。
  1. Mobile Link モニタで、[モニタ] - [Mobile Link サーバからの切断] を選択します。データの収集が停止します。

    Mobile Link サーバをシャットダウンするか、Mobile Link モニタを終了して、データの収集を停止することもできます。

    Mobile Link モニタを終了する前に、そのセッションのデータを保存できます。Mobile Link モニタのデータの保存を参照してください。

  2. Mobile Link モニタを終了する準備ができたら、[ファイル] - [閉じる] を選択します。