Mobile Link サーバごとに、Mobile Link モニタのインスタンスを複数実行できます。
統合データベースと Mobile Link サーバを起動します (起動していない場合)。
[スタート] - [プログラム] - [SQL Anywhere 11] - [Mobile Link モニタ] を選択します。
または、コマンド・プロンプトで mlmon と入力することもできます。詳細については、以下を参照してください。
Mobile Link モニタ接続は、Mobile Link サーバへの同期接続と同じように開始されます。たとえば、-zu+ を指定して Mobile Link サーバを起動した場合は、ここで指定するユーザ ID が何であっても構いません。すべての Mobile Link モニタ・セッションに対して、スクリプト・バージョンが for_MLMonitor_only に設定されます。
[Mobile Link サーバへの接続] ウィンドウで次の情報を入力してください。
[ホスト] Mobile Link サーバが稼働しているコンピュータのネットワーク名または IP アドレス。デフォルトでは、Mobile Link モニタが稼働しているコンピュータです。Mobile Link サーバが Mobile Link モニタと同じコンピュータで稼働している場合は、localhost を使用できます。
[プロトコル] Mobile Link サーバが同期要求に使用しているのと同じネットワーク・プロトコルとポートに設定してください。
[ポート] Mobile Link サーバが同期要求に使用しているのと同じネットワーク・ポートに設定してください。
[暗号化] プロトコルとして HTTPS または TLS を選択すると、このボックスが有効になります。暗号化のタイプをドロップダウン・リストから選択します。
[追加のプロトコルオプション] オプションのパラメータを指定します。次のパラメータを設定できます。複数のパラメータを指定する必要がある場合は、セミコロンで区切ります。
buffer_size=number
client_port=nnnn
client_port=nnnn-mmmmm
persistent={0|1} (HTTP と HTTPS のみ)
proxy_host=proxy_hostname (HTTP と HTTPS のみ)
proxy_port=proxy_portnumber (HTTP と HTTPS のみ)
url_suffix=suffix (HTTP と HTTPS のみ)
version=HTTP-version-number (HTTP と HTTPS のみ)
Mobile Link クライアント・ネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。
同期を開始します。
収集されたデータが Mobile Link モニタに表示されます。
コマンド・ライン・オプションを使用すると、Mobile Link モニタでファイルを開いたり、起動時に Mobile Link サーバへ接続することができます。次の構文を使用します。
mlmon [ connect-options | inputfile.{ mlm | csv } ]
文中の各項目を次に説明します。
connect-options これは、次のうちの 1 つまたは複数です。
-u ml_username (Mobile Link サーバへの接続に必要)
-p password
-x { tcpip | tls | http | https } [ ( keyword=value;... ) ]
上記で説明している keyword=value のペアは、ホスト、プロトコル、追加のネットワーク・パラメータです。-x オプションは、Mobile Link サーバへの接続に必要です。
-o outputfile.{ mlm | csv }
-o オプションは、接続の最後で Mobile Link モニタを閉じ、指定したファイルにセッションを保存します。
mlmon -? と入力すると、mlmon の構文が表示されます。
Linux のデスクトップ・アイコンをサポートする Linux バージョンを使用していて、SQL Anywhere 11 のインストール時にこれらのアイコンをインストールするように選択した場合は、次の手順を使用できます。
[アプリケーション] - [SQL Anywhere 11] - [Mobile Link モニタ] を選択します。
「データのモニタリングを開始するには、次の手順に従います。」に示した要領で、Mobile Link サーバに接続するための情報を入力します。
以降の手順は、SQL Anywhere ユーティリティのソースを指定済みであることを前提としています。UNIX と Mac OS X での環境変数の設定を参照してください。
ターミナル・セッションで次のコマンドを入力します。
mlmon |
Mobile Link サーバに接続するための情報を前述の要領で入力します。
Mobile Link モニタで、[モニタ] - [Mobile Link サーバからの切断] を選択します。データの収集が停止します。
Mobile Link サーバをシャットダウンするか、Mobile Link モニタを終了して、データの収集を停止することもできます。
Mobile Link モニタを終了する前に、そのセッションのデータを保存できます。Mobile Link モニタのデータの保存を参照してください。
Mobile Link モニタを終了する準備ができたら、[ファイル] - [閉じる] を選択します。
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