Mobile Link システム・テーブルには、Mobile Link ユーザ、サブスクリプション、テーブル、スクリプト、スクリプト・バージョン、その他の情報が保管されています。Mobile Link システム・テーブルは Mobile Link 同期に必須です。他のシステム・テーブルと異なり、Mobile Link システム・テーブルは修正できますが、たいていの場合は修正する必要はありません。
Mobile Link システム・テーブルは、使用している統合データベース用の Mobile Link 設定スクリプトを実行したときに作成されます。Mobile Link システム・テーブルは統合データベースに格納されます。設定スクリプトを実行するデータベース・ユーザが、スクリプトによって作成される Mobile Link システム・テーブルの所有者になります。
統合データベースの設定を参照してください。
この章では、SQL Anywhere 統合データベースの Mobile Link システム・テーブルで使用されるデータ型について説明します。一部の RDBMS では、データ型が多少異なります。
DB2 メインフレームのバージョン 8.1 は下位互換性モードをサポートしており、カラム名とその他の識別子が最大 18 文字までに制限されています。この環境をサポートするためには、DB2 メインフレーム内のすべての Mobile Link システム・オブジェクトの名前を 18 文字以下にする必要があります。IBM DB2 メインフレームのシステム・テーブル名の変換を参照してください。
IBM DB2 LUW バージョン 5.2 では、カラム名と他の識別子に 18 文字までしか使用できません。DB2 LUW 5.2 統合データベースでは、Mobile Link システム・テーブル名が必要に応じてトランケートされます。
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