Mobile Link サーバに、リモート・データベースから受信したアップロード・ストリーム・データを処理する方法を通知するには、アップロード・スクリプトを定義します。リモート・データベースで更新、挿入、または削除するローを処理する個別のスクリプトを作成します。簡単な実装によって、対応するアクション (更新、挿入、削除) を統合データベースで実行できます。
Mobile Link サーバは、データを 1 つのトランザクションでアップロードします。アップロード処理の説明については、アップロード中のイベントを参照してください。
.NET 同期論理でローをアップロードする方法については、ローのアップロードまたはダウンロードを参照してください。
各リモート・テーブルの begin_upload スクリプトと end_upload スクリプトには、更新される個々のローには依存しない論理が保持されます。
アップロードは、1 ローずつの挿入、更新、削除から構成されます。通常、これらのアクションは、upload_insert、upload_update、upload_delete の各スクリプトを使用して実行されます。
SQL Anywhere クライアント用のアップロードの準備において、dbmlsync ユーティリティは、正常に行われた最後の同期よりも後に書き込まれたすべてのトランザクション・ログにアクセスする必要があります。トランザクション・ログ・ファイルを参照してください。
Mobile Link クライアント・バージョン 9.0 以前を使用してリモート・データベースを同期する場合、または upload_insert イベント、upload_new_row_insert イベント、upload_old_row_insert イベントでのプレースホルダとして名前付きパラメータの代わりに疑問符を使用する場合、Mobile Link サーバは、リモート・データベースで定義されたときのテーブルのカラム順序を使用します。イベント文のカラム順序は、リモート・データベースで定義されたときのカラム順序と一致する必要がありますが、統合データベースのテーブルおよびカラム名は、リモート・データベースのテーブル名およびカラム名と異なっていてもかまいません。
次の INSERT 文は、リモート・データベースで emp_id よりも前に emp_name が定義された場合にのみ使用されます。
INSERT INTO emp (emp_name, emp_id) VALUES (?, ?); |
upload_insert スクリプトの作成
upload_update スクリプトの作成
upload_delete スクリプトの作成
upload_fetch スクリプトの作成
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