.NET 同期論理を作成するには、Mobile Link イベントの知識、.NET に関する若干の知識、.NET 用 Mobile Link サーバ API に関するある程度の知識が必要です。
API の完全な説明については、.NET 用 Mobile Link サーバ API リファレンスを参照してください。
.NET 同期論理は、ステータス情報の管理と、アップロード・イベントとダウンロード・イベント関連の論理の実装に使用できます。たとえば、.NET で作成された begin_synchronization スクリプトを使用すると、Mobile Link ユーザ名を変数に格納できます。同期処理中に後で呼び出されるスクリプトは、この変数にアクセスできます。また、.NET は、コミットの実行前または実行後に統合データベースのローにアクセスするために使用できます。
.NET を使用すると、統合データベースへの依存度も減少します。また、統合データベースを新バージョンにアップグレードしたり、別のデータベース管理システムに切り替えたりする場合も、動作に与える影響が少なくて済みます。
Mobile Link のダイレクト・ロー・ハンドリングを使用して、リモート・データと中央のデータ・ソース、アプリケーション、または Web サービスとの通信ができます。ダイレクト・ロー・ハンドリングでは、Java または .NET 用 Mobile Link サーバ API の特別なクラスを使用して、同期対象のデータに直接アクセスします。
ダイレクト・ロー・ハンドリングを参照してください。
クラス・インスタンス
トランザクション
SQL データ型と .NET データ型
コンストラクタ
メソッド
ユーザ定義起動クラス
.NET からの情報の出力
.NET での Mobile Link サーバ・エラーの処理
.NET 同期論理のデバッグ
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