次のキーワードのリストを使用すると、dblsncfg -l オプションを使用して作成されたメッセージ・ハンドラを設定できます。Listener キーワードの使用方法の詳細については、-l オプションを参照してください。
Push 通知内のメッセージをフィルタするには、次のキーワードを使用します。
キーワードの構文 | 説明 |
---|---|
subject=subject-string |
件名のテキストが subject-string と同等の場合にメッセージをフィルタします。 |
content=content-string |
内容のテキストが content-string と同等の場合にメッセージをフィルタします。 |
message=message-string |
メッセージ全体のテキストが message-string と同等の場合にメッセージをフィルタします。 |
message_start=message-string |
メッセージが message-string で始まる場合にメッセージをフィルタします。 |
sender=sender-string |
メッセージの送信者が sender-string の場合にメッセージをフィルタします。 |
フィルタ条件が満たされている場合にアクションを開始するには、次のキーワードを使用します。
キーワードの構文 | 説明 |
---|---|
action=command |
アクション・コマンドを指定します。Palm 用の Listener action 変数を参照してください。 |
altaction=command |
アクション・コマンドが失敗した場合に開始される代替アクション・コマンドを指定します。Palm 用の Listener action 変数を参照してください。 |
アクションは、新しいメッセージ・ハンドラを設定する場合に指定されます。フィルタ条件が満たされると、アクションが開始されます。アクションが失敗した場合は、代替アクションが開始されます。アクションは、action キーワードを使用して定義されます。代替アクションは、altaction キーワードを使用して定義されます。
action キーワードまたは altaction キーワードごとに指定できるアクションは 1 つのみです。1 つのアクションで複数のタスクを実行する場合、複数のコマンドを含むバッチ・ファイルを作成し、RUN アクション・コマンドを使用してファイルを実行します。
Listener 設定ユーティリティでは、RUN program arglist コマンドをサポートしています。ここで、program は実行するプログラムの名前、arglist はアプリケーションによって異なる文字列です。
次の例に、Listener 設定ユーティリティを使用して、アクション・コマンドで yourapp.exe を実行する方法を示します。
dblsncfg -l "action='RUN yourapp.exe';" |
ターゲット・アプリケーションの PilotMain ルーチンは、文字列をコマンド・ブロックとして取得します。
Windows デスクトップ上で Listener 設定ユーティリティを実行して Palm デバイス用の設定ファイルを生成する場合は、RUN アクション・コマンドを指定してください。ただし、Palm デバイスでは、Listener で Handler Editor を使用して、RUN アクション・コマンドを削除できます。この方法では、アクションを開始することなくメッセージを消費できます。
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