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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - サーバ起動同期 » サーバ起動同期の設定 » Listener » メッセージ・ハンドラ » メッセージ・ハンドラの使用

 

action 変数

action 変数を使用すると、メッセージ・フィルタまたはアクションからの Push 通知の一部を参照できます。アクションの開始メッセージのフィルタリングを参照してください。

action 変数の設定方法

ほとんどの action 変数は、Push 通知が受信されるたびに自動的に設定されます。変数名は、メッセージ構文で指定されている名前と似ています。たとえば、message は $message action 変数を、subject は $subject action 変数を、sender は $sender action 変数を、content は $content action 変数をそれぞれ設定します。メッセージ構文を参照してください。

action 変数の使用

action 変数は、Listener の実行時にコマンド・ラインで使用します。使用方法は、メッセージ・ハンドラと開始するアクションによって異なります。次の例は、Mobile Link クライアント・アプリケーションの起動に使用する RUN アクション・コマンドの使用例を示します。

dblsn ... -l "subject=publish;action='RUN dbmlsync.exe @dbmlsync.txt -n $content'"

このメッセージ・ハンドラは、件名のテキストが "publish" と同等の場合にメッセージをフィルタリングします。フィルタリング後に、-n オプションを使用して dbmlsync が実行され、パラメータとして $content action 変数が渡されます。content は同期パブリケーションの名前を参照すると仮定して、dbmlsync はパブリケーションを使用して、デバイス・データベースと統合データベースを同期します。

次の例は、action 変数を使用したメッセージのフィルタリングを示します。

dblsn ... -l "subject=$content;action='RUN script.bat"

このメッセージ・ハンドラは、subject のテキストが content と同等の場合にメッセージをフィルタリングします。フィルタリング後に、デバイスはカスタム・バッチ・スクリプトを実行します。

参照