メッセージ・ハンドラは Listener コンポーネントで、Push 通知のメッセージの内容をスキャンしてアクションを開始します。また、メッセージ・ハンドラを使用すると、サーバ検索やポーリング頻度などのライトウェイト・ポーリング・オプションを指定できます。
メッセージ・ハンドラは、次のコンポーネントから構成されています。
フィルタのキーワード Push 通知が前処理されると、フィルタのキーワードを使用してメッセージの内容をスキャンできます。フィルタ条件が満たされると、アクションが開始されます。たとえば、subject キーワードを指定して特定の件名を含むメッセージをフィルタしたり、sender キーワードを指定して特定の Mobile Link サーバから受信したメッセージをフィルタしたりできます。
アクション メッセージでフィルタ条件が満たされると、アクションが開始されます。典型的なアプリケーションでは、アクションを指定して同期を開始しますが、別の操作も実行できます。エラー処理の支援として、元のアクションが失敗した場合にインスタンスを処理できるよう代替アクションを指定します。
ポーリング設定 ポーリング設定では、Listener が Mobile Link サーバで Push 通知をポーリングする方法を設定できます。
オプション オプションを使用すると、配信確認やアクション確認などのリモート設定を制御できます。
一部のメッセージ・ハンドラ・オプションは Palm デバイスの Mobile Link Listener ユーティリティでは使用できません。Palm デバイス用の Listener 設定ユーティリティを参照してください。
メッセージ・ハンドラは、dblsn -l オプションを使用して作成できます。複数のメッセージ・ハンドラを指定できます。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |