Ultra Light には、サンプル Windows クライアントが用意されています。このクライアントは、ユーザが同期を発行したときに自動的に dbmlsync ユーティリティを起動します。これは簡単な販売状況アプリケーションで、前のレッスンで起動した CustDB 統合データベースに対して実行できます。
[スタート] - [プログラム] - [SQL Anywhere 11] - [Ultra Light] - [Windows サンプル・アプリケーション] を選択します。
従業員 ID を入力します。
50 の値を入力し、[OK] を押します。
アプリケーションは自動的に同期を実行し、一連の顧客、製品、注文が CustDB 統合データベースからアプリケーションにダウンロードされます。
次の項では、新しい顧客名と注文情報を入力します。この情報は、今後発生する同期中に CustDB 統合データベースにアップロードされ、ULCustomer テーブルの upload_insert イベントと download_cursor イベントがトリガされます。
[Order] - [New] を選択します。
新しい顧客名を入力します。たとえば、Frank DotNET と入力します。
製品を選択し、数量と割引率を入力します。
[OK] を押して、新しい注文を追加します。
これで、ローカルの Ultra Light データベースでデータが修正されました。このデータは、同期が行われるまで統合データベースとは共有されません。
[file] - [synchronize] を選択します。
統合データベースに挿入が正常にアップロードされたことを示すメッセージが表示されます。
CustDB Windows アプリケーションの詳細については、Mobile Link CustDB サンプルの解説を参照してください。
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