このレッスンでは、Mobile Link サーバを起動します。-c オプションを使用して Mobile Link サーバ (mlsrv11) を起動して統合データベースに接続し、-sl java オプションを使用して Java のクラスをロードします。
統合データベースに接続し、mlsrv11 のコマンド・ラインで Java クラスをロードします。
次のコマンドを実行します。c:\MLobjxml は、Java ソース・ファイルがある実際のディレクトリに置き換えてください。
mlsrv11 -c "dsn=mlxml_db" -o c:\MLobjxml\serverOut.txt -v+ -dl -zu+ -x tcpip -sl java (-cp c:\MLobjxml) |
Mobile Link サーバ・ウィンドウが表示されます。
このチュートリアルで使用している Mobile Link サーバの各オプションの説明を次に示します。オプション -o、-v、-dl は、デバッグとトラブルシューティングの情報を提供します。これらのロギング・オプションは、開発環境での使用に適しています。パフォーマンス上の理由から、一般的に -v と -dl は運用環境では使用しません。
オプション |
説明 |
---|---|
-c |
続いて接続文字列を指定します。 |
-o |
メッセージ・ログ・ファイル serverOut.txt を指定します。 |
-v+ |
-v オプションは、ログを取る情報を指定します。-v+ を使用して、最大冗長ロギングをオンに設定します。 |
-dl |
画面にすべてのログ・メッセージを表示します。 |
-zu+ |
自動的に新しいユーザを追加します。 |
-x |
Mobile Link クライアントの通信プロトコルとパラメータを設定します。 |
-sl java |
クラス・ファイルを検索する一連のディレクトリを指定し、またサーバ起動時に Java 仮想マシンをロードします。 |
-sl dnet | .NET アセンブリのロケーションを指定し、またサーバ起動時に CLR をロードします。 |
Mobile Link サーバ・オプションの完全なリストについては、Mobile Link サーバ・オプションを参照してください。
Java クラスのロードの詳細については、-sl java オプションを参照してください。
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