Mobile Link 同期では、多くのクライアントが Mobile Link サーバを介して中央のデータ・ソースと同期します。
Mobile Link クライアント クライアントは、Palm Pilot デバイスや Windows Mobile デバイスなどのハンドヘルド・デバイス、サーバまたはデスクトップ・コンピュータ、またはスマートフォンにインストールできます。Ultra Light と SQL Anywhere データベースという 2 種類のクライアントがあります。1 つの Mobile Link インストール環境では、これらのうちのどちらか 1 つまたは両方を使用できます。Mobile Link クライアントを参照してください。
ネットワーク Mobile Link サーバと Mobile Link クライアント間の接続では、複数のプロトコルを使用できます。次の項を参照してください。
Mobile Link サーバ 同期処理を管理し、すべての Mobile Link クライアントと統合データベース・サーバ間のインタフェースを提供します。Mobile Link サーバを参照してください。
統合データベース 統合データベースには通常、Mobile Link 同期に必要なシステム・テーブルとプロシージャ、および同期するために必要なステータス情報が格納されます。また、通常は同期システムの情報の中核となるコピーも収められています。Mobile Link 統合データベースを参照してください。
ステータス情報 Mobile Link サーバは通常、統合データベース内のシステム・テーブルの同期情報を管理します。情報の管理は、ODBC 接続を介して行われます。
また、ステータス情報を別のデータベースに格納することもできます。Mobile Link システム・データベースを参照してください。
SQL ロー・ハンドリング Mobile Link サーバ用に SQL スクリプトを作成すると、サーバではこれらのスクリプトを使用し、ODBC 接続を介して、統合データベースとの間でローが転送されます。サーバ側の同期論理の作成オプションを参照してください。
ダイレクト・ロー・ハンドリング Mobile Link のダイレクト・ロー・ハンドリングを使用して、統合データベース以外にオプションで他のデータ・ソースと同期することもできます。ダイレクト・ロー・ハンドリングを参照してください。
同期スクリプト リモート・データベースの各テーブルに対して同期スクリプトを記述し、これらのスクリプトを統合データベースの Mobile Link システム・テーブルに保存してください。これらのスクリプトは、アップロード・データに対して行う処理や、ダウンロードするデータを決定します。スクリプトは、テーブル・スクリプトと接続レベル・スクリプトの 2 種類があります。次の項を参照してください。
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