オプションで、スケジュールに従ってサーバ管理要求を実行するように設定できます。サーバ管理要求を実行するスケジュールを定義するには、次の <schedule> タグのサブタグを使用します。
<schedule> タグのサブタグ |
説明 |
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<starttime> |
サーバがレポート生成を開始する時刻を定義します。次に例を示します。
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<between> |
<starttime> と <endtime> の 2 つのサブタグを持ち、サーバがレポートを生成する間隔を定義します。<starttime> と同じ <schedule> タグ内で使用することはできません。次に例を示します。
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<everyhour> |
後続のレポートとの間隔を時間単位で定義します。<everyminute> または <everysecond> と同じ <schedule> タグ内で使用することはできません。たとえば、次の要求では、午前 9 時から 2 時間ごとにレポートが生成されます。
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<everyminute> |
後続のレポートとの間隔を分単位で定義します。<everyhour> または <everysecond> と同じ <schedule> タグ内で使用することはできません。
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<everysecond> |
後続のレポートとの間隔を秒単位で定義します。<everyhour> または <everyminute> と同じ <schedule> タグ内で使用することはできません。
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<ondayofweek> |
タグごとに、スケジュールを実行する曜日を 1 つ指定します。たとえば、次のスケジュールは月曜日と火曜日に実行します。
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<ondayofmonth> |
タグごとに、スケジュールを実行する日を 1 つ指定します。たとえば、次のスケジュールは 15 日に実行します。
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<startdate> |
スケジュールを実行する日付。次に例を示します。
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スケジュールを変更するには、同じ要求 ID を指定して新しいサーバ管理要求を登録します。スケジュールを削除するには、同じ要求 ID を指定してサーバ管理要求を登録し、<schedule>
none</schedule>
というタグが含まれるようにします。
<ondayofweek> タグと <ondayofmonth> タグを除き、各タグは <schedule> タグ内で一度だけしか使用できません。
<between> タグと個々の <starttime> タグは、同じ <schedule> タグ内で使用できません。
同じ <schedule> タグ内で使用できるのは、<everysecond>、<everyminute>、<everyhour> のいずれか 1 つだけです。
次の例では、各メッセージの ID とステータスも含め、サーバ上のすべてのメッセージについてレポートを作成する永続的なスケジュールを作成します。また、要求 ID dailyMessageStatus に割り当てられている永続的な要求の上書きも行います。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <actions> <MessageDetailsRequest> <request> <replyAddr>myclient\messageStatusQueue</replyAddr> <requestId>dailyMessageStatus</requestId> <schedule> <everyhour>24</everyhour> </schedule> <persistent/> <messageId/> <status/> </request> </MessageDetailsRequest> </actions> |
このレポートは次のようになります。レポートはアドレス myclient\messageStatusQueue に送信されます。サーバ上には、ステータスが 60 (受信済み) と 1 (保留中) の 2 つのメッセージがあることがわかります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <MessageDetailsReport> <requestId>dailyMessageStatus</requestId> <UTCDatetime>Mon Jan 16 15:03:04 EST 2007</UTCDatetime> <statusDescription>Scheduled report</statusDescription> <messageCount>2</messageCount> <message> <messageId>ID:26080b8927f83f9722357eab0a0628eb</messageId> <status>60</status> </message> <message> <messageId>ID:fe857fa8-a7d7-4266-985b-a1818a85d1a2</messageId> <status>1</status> </message> </MessageDetailsReport> |
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