QAManagerBase クラス

構文

public QAManagerBase

派生クラス

備考

このクラスは、QATransactionalManager と QAManager の基本クラスです。前者の派生クラスはトランザクション志向のメッセージングを、後者の派生クラスは非トランザクション志向のメッセージングを管理します。

QAManagerBase インスタンスがメッセージを受信できるようにするには、start メソッドを使用します。QAManagerBase インスタンスは、アプリケーションのスレッドごとに 1 つだけにします。

このクラスのインスタンスを使用して、QAnywhere メッセージの作成と管理を行います。適切な QAMessage インスタンスを作成するには、createBinaryMessage メソッドと createTextMessage メソッドを使用します。QAMessage インスタンスには、メッセージの内容とプロパティを設定するための、さまざまなメソッドがあります。QAnywhere メッセージを送信するには、putMessage を使用して、アドレス指定されたメッセージをローカルのメッセージ・ストア・キューに登録します。メッセージは、転送ポリシーに基づいて QAnywhere Agent によって転送されるか、triggerSendReceive が呼び出されたときに転送されます。

qaagent 転送ポリシーの詳細については、クライアントにメッセージを転送するタイミングの決定を参照してください。

close メソッドを使用して QAManagerBase インスタンスがクローズされると、メッセージがメモリから解放されます。

QAException が発生した場合にエラー情報を返すには、getLastError、getLastErrorMessage、getLastNativeError を使用します。QAManagerBase にも、メッセージ・ストア・プロパティを設定および取得するためのメソッドがあります。

詳細については、クライアント・メッセージ・ストア・プロパティとMessageStoreProperties クラスを参照してください。

参照

QATransactionalManager クラス

QAManager クラス

メンバ

QAManagerBase のすべてのメンバ (継承されたメンバも含みます) を以下に示します。