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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere C++ API リファレンス » QAMessage クラス

 

getTimestamp 関数

構文
qa_long QAMessage::getTimestamp()
備考

メッセージのタイムスタンプを取得します。

メッセージの Timestamp ヘッダ・フィールドには、メッセージが作成された時刻が格納されます。これは、協定世界時 (UTC: Coordinated Universal Time) です。

この時刻は、メッセージが実際に送信された時刻ではないので注意してください。メッセージの実際の送信時刻は、トランザクションの進行状況やクライアント側のキューに登録されているその他のメッセージの影響で、作成時刻よりも遅れる可能性があります。タイムスタンプには、プラットフォームに合わせたフォーマットが使用されます。Windows/PocketPC プラットフォームのタイムスタンプは SYSTEMTIME フォーマットです。これが FILETIME フォーマットに変換されて、qa_long 値にコピーされます。

タイムスタンプ ts を SYSTEMTIME に変換してユーザに表示するには、次のコードを実行します。

SYSTEMTIME      stime;
FILETIME        ftime;
ULARGE_INTEGER  time;
time.QuadPart = ts;
memcpy(&ftime, &time, sizeof(FILETIME));
FileTimeToSystemTime(&ftime, &stime);

メッセージ・ヘッダとプロパティの取得と設定の詳細については、QAnywhere メッセージの概要を参照してください。

戻り値

メッセージのタイムスタンプ。