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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » コネクタ

 

JMS コネクタの設定

以下の手順では、QAnywhere に JMS コネクタを統合するのに必要なタスクの概要について説明します。この手順では、QAnywhere がすでに設定されているものとします。

♦  QAnywhere アプリケーションと外部 JMS システムの統合の概要
  1. JMS システムの JMS 管理ツールを使用して、JMS キューを作成します。QAnywhere コネクタは、1 つの JMS キューを使用して JMS メッセージを受信します。このキューが存在しない場合、作成する必要があります。

    キューの作成方法の詳細については、ご使用の JMS 製品のマニュアルを参照してください。

  2. Sybase Central を開き、サーバ・メッセージ・ストアに接続します。

  3. [ファイル] - [新規] - [コネクタ] を選択します。

  4. [JMS] をクリックし、[使用している JMS システムを指定してください。] リストで使用している Web サーバの種類を選択します。[次へ] をクリックします。

  5. [コネクタ名] ページで、次の操作を行います。

    • [コネクタ名] フィールドに、QAnywhere クライアントがコネクタを指定するために使用するコネクタのアドレスを入力します。JMS コネクタへの QAnywhere メッセージの送信を参照してください。

    • [受信側] フィールドに、JMS からの QAnywhere クライアント宛てのメッセージを受信するコネクタで使用されるキュー名を入力します。

    • [次へ] をクリックします。

  6. [JNDI の設定] ページで、次の操作を行います。

    • [JNDI ファクトリ] フィールドに、外部 JMS JNDI ネーム・サービスへのアクセスに使用されるファクトリ名を入力します。

    • [ネーム・サービス URL] フィールドに、JMS JNDI ネーム・サービスにアクセスするための URL を入力します。

    • [ユーザ名] フィールドに、外部 JMS JNDI ネーム・サービスに接続するための認証名を入力します。

    • [パスワード] フィールドに、外部 JMS JNDI ネーム・サービスに接続するための認証パスワードを入力します。

    • [次へ] をクリックします。

  7. [JMS キューの設定] ページで、次の操作を行います。

    • [キュー・ファクトリ] フィールドに、外部 JMS プロバイダのキュー・ファクトリ名を入力します。

    • [ユーザ名] フィールドに、外部 JMS キュー接続に接続するためのユーザ ID を入力します。

    • [パスワード] フィールドに、外部 JMS キュー接続に接続するためのパスワードを入力します。

    • [次へ] をクリックします。

  8. [JMS トピックの設定] ページで、次の操作を行います。

    • [トピック・ファクトリ] フィールドに、外部 JMS プロバイダのトピック・ファクトリ名を入力します。

    • [ユーザ名] フィールドに、外部 JMS トピック接続に接続するためのユーザ ID を入力します。

    • [パスワード] フィールドに、外部 JMS トピック接続に接続するためのパスワードを入力します。

    • [完了] をクリックします。

  9. [OK] をクリックします。

  10. サーバ・メッセージ・ストアに接続するための接続文字列と -sl java オプションを指定して、Mobile Link サーバを起動します。JMS 統合用 Mobile Link サーバの起動を参照してください。

  11. JMS コネクタにその他のオプションを設定するには、作成したコネクタを右クリックし、プロパティを選択します。または、サーバ管理要求を使用することもできます。

    使用可能なプロパティのリストについては、JMS コネクタ・プロパティの設定を参照してください。

    サーバ管理要求を使用してコネクタのプロパティを設定する方法については、サーバ管理要求によるコネクタの管理を参照してください。

♦  メッセージを送信するには、次の手順に従います。
  1. QAnywhere システム内のアプリケーションから外部メッセージング・システムにメッセージを送信するには、QAnywhere メッセージを作成し、connector-address\JMS-queue-name に送信します。

    JMS コネクタへの QAnywhere メッセージの送信を参照してください。

  2. 外部メッセージング・システムから QAnywhere システム内のアプリケーションにメッセージを送信するには、次の手順に従います。

    • JMS メッセージを作成します。

    • ias_ToAddress プロパティを QAnywhere の id\queue (id はクライアント・メッセージ・ストアの ID、queue はアプリケーション・キュー名) に設定します。

    • そのメッセージを JMS キューに登録します。

    JMS から QAnywhere に送信されるメッセージのアドレス指定を参照してください。

クイック・スタートのためのその他の資料

JMS 統合用 Mobile Link サーバの起動
JMS コネクタ・プロパティの設定
複数のコネクタの設定