カスタム・ポリシーを使用すると、メッセージ転送のタイミングと、そのメッセージ転送で送信するメッセージを定義できます。
アプリケーション用にカスタムのポリシー・ルールを作成するときは、メッセージが他のルールによって誤って見過ごされないように、すべてを含むデフォルトのルールを含めることをおすすめします。たとえば、次のルールでは最低 1 日前のメッセージを同期します。
auto=DATEADD( day, 1, ias_statustime ) < ias_currenttimestamp |
次に、同期の有効性に影響する要素のリストを示します。自分でカスタムのポリシー・ルールを作成する際は、これらの要素を考慮する必要があります。
メッセージ・サイズ
同期の頻度
帯域幅とネットワークの信頼性
優先度が高いメッセージ
データ転送コスト
カスタム・ポリシーは、転送ルール・セットを使って定義します。
各ルールは次の形式で定義します。
schedule = condition
condition には条件を指定し、schedule にはその条件を評価するタイミングを指定します。詳細については、ルールの構文を参照してください。
condition の条件を満たしているメッセージがすべて転送されます。schedule に automatic と指定すると、次のいずれかのイベントが発生したときに条件が評価されます。
PutMessage() が呼び出された。次の項を参照してください。
メッセージ・ステータスが変化した。この現象は、通常、アプリケーションがメッセージの受信を確認したときに起こります。次の項を参照してください。
Push 通知を受信した。
Push 通知の使用方法を参照してください。
ネットワーク・ステータス変更通知を受信した。
TriggerSendReceive() が呼び出された。次の項を参照してください。
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