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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere Agent ユーティリティのリファレンス » qaagent ユーティリティ

 

-idl オプション

インクリメンタル・ダウンロードのサイズを指定します。

構文
qaagent -idl download-size [ K | M ] ...
デフォルト

-1 - 最大ダウンロード・サイズが指定されていないことを意味します。

備考

このオプションは、メッセージ転送のダウンロード部分のサイズをバイト単位で指定します。キロバイトまたはメガバイトの単位を指定するには、それぞれサフィックス K、M を使用します。

QAnywhere Agent の起動時に、このオプションで指定されている値が ias_MaxDownloadSize メッセージ・ストア・プロパティに割り当てられます。このメッセージ・ストア・プロパティによって、ダウンロード・サイズの上限が定義されます。転送がトリガされると、サーバは、すべてのメッセージの合計サイズがこのオプションで設定されている上限に到達するまで、クライアントへの配信対象メッセージをタグ付けします。サーバは、キューに登録されているすべてのメッセージが配信されるまで、メッセージをバッチ送信します。各バッチのメッセージが転送されるたびに転送ルールが再実行されるため、転送中に優先度の高いメッセージがキューに登録された場合は、そのメッセージがキューの先頭に移動されます。

キューに登録された配信対象メッセージのうちでダウンロード・スレッショルドを超えたものは、複数の小さいメッセージ・パーツに分割されます。各メッセージ・パーツは別個にダウンロードできるため、何度か同期を行いながらメッセージを段階的にダウンロードできます。送信先ですべてのメッセージ・パーツが受信されると、完全なメッセージが受信されたことになります。

インクリメンタル・ダウンロードのサイズは概算値です。実際のダウンロード・サイズは、メッセージのサイズ以外にも多くの要素によって異なります。

参照