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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere Agent ユーティリティのリファレンス » qauagent ユーティリティ

 

-iu オプション

インクリメンタル・アップロードのサイズを指定します。

構文
qauagent -iu upload-size [ K | M ] ...
デフォルト

256K

備考

このオプションは、メッセージ転送のアップロード部分のサイズをバイト単位で指定します。キロバイトまたはメガバイトの単位を指定するには、それぞれサフィックス K、M を使用します。

QAnywhere Ultra Light Agent の起動時に、このオプションで指定されている値が ias_MaxUploadSize メッセージ・ストア・プロパティに割り当てられます。このメッセージ・ストア・プロパティによって、アップロード・サイズの上限が定義されます。転送がトリガされると、QAnywhere Agent は、すべてのメッセージの合計サイズがこのオプションで設定されている上限に到達するまで、サーバへの配信対象メッセージをタグ付けします。この上限に到達すると、タグ付けされたメッセージがサーバに送信されます。メッセージがサーバで受信され、受信確認がサーバからクライアントに正常に送信された場合は、転送のダウンロード・フェーズが失敗しても、メッセージは問題なく配信されたとみなされます。QAnywhere Agent は、キューに登録されているすべてのメッセージが配信されるまで、メッセージをサーバにバッチ送信します。各バッチのメッセージが転送されるたびに転送ルールが再実行されるため、転送中に優先度の高いメッセージがキューに登録された場合は、そのメッセージがキューの先頭に移動されます。

アップロード・スレッショルドを超えたメッセージは、複数の小さいメッセージ・パーツに分割されます。各メッセージ・パーツは別個にアップロードできるため、何度か同期を行いながらメッセージを段階的にアップロードできます。送信先ですべてのメッセージ・パーツが受信されると、完全なメッセージが受信されたことになります。

インクリメンタル・アップロードのサイズは概算値です。実際のアップロード・サイズは、メッセージのサイズ以外にも多くの要素によって異なります。

参照