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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere Agent ユーティリティのリファレンス » qaagent ユーティリティ

 

-id オプション

QAnywhere Agent が接続するクライアント・メッセージ・ストアの ID を指定します。

構文
qaagent -id id ...
デフォルト

ID のデフォルト値は、Agent が動作しているデバイスの名前です。デバイス名はユニークではない場合があります。そのような場合には、-id オプションを指定する必要があります。

備考

各クライアント・メッセージ・ストアは、メッセージ・ストア ID と呼ばれるユニークな文字列で識別されます。メッセージ・ストアに最初に接続するときに ID を設定しなかった場合、ID はデフォルトでデバイス名になります。次回以降の接続時には、設定済みのメッセージ・ストア ID を -id オプションとともに指定する必要があります。

メッセージ・ストア ID は Mobile Link リモート ID と対応しています。すべての Mobile Link アプリケーションではリモート・データベースごとにユニークな ID が必要であるため、メッセージ・ストア ID が要求されます。Mobile Link ユーザの作成と登録を参照してください。

デバイス上で 2 つ目の qaagent インスタンスを起動する場合は、-id オプションを使用してユニークなメッセージ・ストア ID を指定する必要があります。

次の文字は ID の構成文字として使用できません。

  • " (二重引用符)

  • 制御文字

  • \\ (二重円記号)

この他にも次の制約が適用されます。

  • ID は 120 文字以内である必要がある。

  • 単一の円記号 (\) を使用できるのは、エスケープ文字として使用する場合に限られる。

  • クライアント・メッセージ・ストア・データベースで quoted_identifier オプションが Off に設定されている場合は、英数字、アンダースコア (_)、アットマーク (@)、シャープ (#)、ドル記号 ($) のみを ID に含めることができる。

参照