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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere 転送ルールと削除ルール » ルール変数

 

ルール・エンジンで定義される変数

次の変数はルール・エンジンで定義されています。

  • ias_Address   メッセージのアドレス。myclient\myqueue など。

  • ias_ContentSize   メッセージのサイズ。テキスト・メッセージの場合は文字数、バイナリ・メッセージの場合はバイト数。

  • ias_ContentType   次のメッセージ・タイプ。

    IAS_TEXT_CONTENT

    メッセージの内容は、Unicode 文字で構成されます。

    IAS_BINARY_CONTENT

    メッセージの内容は、未解釈のバイト・シーケンスとして扱われます。

  • ias_CurrentDate   現在の日付。

    次のどちらかの方法で指定された文字列を、ias_currentDate と比較できます。

  • ias_CurrentTime   現在の時刻。

    ias_CurrentTime と比較できるのは、時、分、秒がコロンで区切られた形式 (hh:mm:ss:sss) で指定された文字列です。am または pm を指定しないと、24 時間表記が使用されます。time_format オプション [互換性]を参照してください。

  • ias_CurrentTimestamp   現在のタイムスタンプ (現在の日付と時刻)。time_format オプション [互換性]を参照してください。

  • ias_Expires   メッセージが配信されない場合に期限切れとなる日付と時刻。

  • ias_Network   現在使用中のネットワークに関する情報。ias_Network は特殊な転送ルール変数です。このプロパティには、デバイスで使用されている現在のネットワークに関する情報を提供する多数の組み込み属性が定義されています。

  • ias_Priority   0 ~ 9 の整数で指定したメッセージの優先度。0 は優先度が最も低く、9 は優先度が高いことを表します。

  • ias_Status   メッセージの現在のステータス。次のいずれかの値を取ります。

    IAS_CANCELLED_STATE メッセージはキャンセルされました。
    IAS_EXPIRED_STATE メッセージが宛先に受信される前に期限切れになりました。
    IAS_FINAL_STATE メッセージが受信されたか、期限切れになりました。したがって、>=IAS_FINAL_STATE であれば、メッセージが受信されたか期限切れであることを意味し、<IAS_FINAL_STATE であれば、メッセージが受信もされず、期限切れでもないことを意味します。
    IAS_PENDING_STATE メッセージが宛先に受信されていません。
    IAS_RECEIVED_STATE メッセージが宛先に受信されました。
    IAS_UNRECEIVABLE_STATE メッセージに間違った形式があるか、失敗した試行回数が多すぎたため、受信不可のマークが付けられています。

  • ias_TransmissionStatus   メッセージの同期ステータス。次のいずれかの値を取ります。

    IAS_UNTRANSMITTED

    メッセージは、目的の受信側メッセージ・ストアに転送されていません。

    IAS_TRANSMITTED

    メッセージは、目的の受信側メッセージ・ストアに転送済みです。

    IAS_DO_NOT_TRANSMIT

    受信先と送信元のメッセージ・ストアが同じであるため、転送は不要です。

    IAS_TRANSMITTING

    メッセージは目的の受信先に転送されましたが、まだ受信確認されていません。メッセージ転送が中断された可能性があるため、QAnywhere がメッセージを再転送する可能性があります。

クライアント・ストア・プロパティの作成方法、転送ルールでの使用方法の詳細については、カスタムのクライアント・メッセージ・ストア・プロパティ属性の使用を参照してください。