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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere メッセージングの設定

 

Push 通知の使用方法

Push 通知は、メッセージ転送を開始するよう QAnywhere クライアントに対して指示するために、サーバ・メッセージ・ストアから QAnywhere クライアントに配信される特殊なメッセージです。Push 通知はデフォルトでオンになっていますが、必須ではありません。Push 通知が行われるとき、QAnywhere アーキテクチャでは次の追加コンポーネントが動作します。

  • サーバ側では、QAnywhere Notifier が Push 通知を送信します。

  • クライアント側では、QAnywhere Listener が Push 通知を受け取り、QAnywhere Agent に渡します。

  • クライアント側では、Push 通知ごとに通知がシステム・キューに送信されます。

QAnywhere Agent のスケジュール設定または自動のポリシーを使用する場合は、Push 通知によってクライアントが自動的にメッセージ転送を開始します。オン・デマンド・ポリシーを使用する場合は、イベント・ハンドラを使用して Push 要求を手動で処理する必要があります。

Push 通知の手動処理の詳細については、Push 通知の通知を参照してください。

QAnywhere Agent ポリシーの詳細については、クライアントにメッセージを転送するタイミングの決定を参照してください。

Push 通知はデフォルトで有効になっています。つまり、qaagent -push オプションは、デフォルトで connected モードに設定されます。connected モードでは、Push 通信は永続的な TCP/IP 接続で送信されます。

UDP を使用して Push 通知を配信する場合、ほとんどは設定を行わなくても機能します。しかし、ActiveSync の UDP の実装には制限があるため、ActiveSync 上では機能しません。

参照

Push 通知の設定