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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » コネクタ

 

JMS コネクタから QAnywhere クライアントへのメッセージの送信

QAnywhere メッセージは、JMS メッセージに自然にマッピングされます。

QAnywhere メッセージの内容

QAnywhere

JMS

説明

QATextMessage

javax.jms.TextMessage

テキスト・メッセージは Unicode テキストとしてコピーされる

QABinaryMessage

javax.jms.BytesMessage

バイナリ・メッセージはそのままコピーされる

QAnywhere の組み込みヘッダ

次の表は、組み込みヘッダのマッピングを示します。C++ と JMS では、これらのヘッダに対応するメソッド名があります。たとえば、Address は、QAnywhere では getAddress() または setAddress() に対応し、JMS では getJMSDestination() または setJMSDestination() に対応します。.NET では、これらのヘッダとまったく同じ名前のプロパティが存在します。たとえば、Address は、Address プロパティに対応します。

QAnywhere

JMS

説明

Address

JMSDestination と JMS プロパティ

ias_ToAddress

送信先アドレスに円記号が含まれている場合は、円記号をもう 1 つ追加して、この円記号をエスケープする必要がある。

Destination にはアドレスの JMS 情報部分のみがマッピングされる。まれに QAnywhere にメッセージがループバックされることがあるが、そのようなメッセージには QAnywhere アドレスがサフィックスとして追加される。これは ias_ToAddress に格納される。

Expiration

JMSExpiration

InReplyToID

なし

マッピングされない

MessageID

なし

マッピングされない

Priority

JMSPriority

Redelivered

なし

マッピングされない

ReplyToAddress

JMS プロパティ

ias_ReplyToAddress

JMS プロパティにマッピングされる

コネクタの xjms.receiveDestination プロパティの値

JMSReplyTo

ReplyTo には、コネクタが JMS メッセージを受信するときに使用する Destination が設定される

Timestamp

なし

マッピングされない

なし JMSTimestamp JMS メッセージが QAnywhere メッセージにマッピングされるとき、QAnywhere メッセージの JMSTimestamp プロパティが、JMS メッセージの JMSTimestamp に設定されます。
Timestamp なし QAnywhere メッセージが JMS メッセージにマッピングされるとき、JMS メッセージの JMSTimestamp が、JMS メッセージの作成時刻に設定されます。

QAnywhere のプロパティ
JMS から QAnywhere に送信されるメッセージのアドレス指定