JMS メッセージの QAnywhere メッセージへのマッピング

JMS メッセージは、QAnywhere メッセージに自然にマッピングされます。

JMS メッセージの内容

JMS	QAnywhere	説明
javax.jms.TextMessage	QATextMessage	テキスト・メッセージは Unicode テキストとしてコピーされる
javax.jms.BytesMessage	QABinaryMessage	バイナリ・メッセージはそのままコピーされる
javax.jms.StreamMessage	なし	サポートされていない
javax.jms.MapMessage	なし	サポートされていない
javax.jms.ObjectMessage	なし	サポートされていない

JMS の組み込みヘッダ

次の表は、組み込みヘッダのマッピングを示します。C++ と JMS では、これらのヘッダに対応するメソッド名があります。たとえば、Address は、QAnywhere では getAddress() または setAddress() に対応し、JMS では getJMSDestination() または setJMSDestination() に対応します。.NET では、これらのヘッダとまったく同じ名前のプロパティが存在します。たとえば、Address は、Address プロパティに対応します。

JMS	QAnywhere	説明
JMS Destination	なし	JMS Destination には、コネクタ・プロパティ xjms.receiveDestination に指定されているキューを設定する必要がある。
JMS Expiration	Expiration
JMS CorrelationID	InReplyToID
JMS MessageID	なし	マッピングされない
JMS Priority	Priority
JMS Redelivered	なし	マッピングされない
JMS ReplyTo とコネクタの ianywhere.connector.address プロパティの値	ReplyToAddress	コネクタ・アドレスと、JMS ReplyTo に指定されている Destination 名が、間に文字 '\' を挟んで連結される
JMS DeliveryMode	なし	マッピングされない
JMS Type	QAnywhere メッセージ・プロパティ JMSType
JMS Timestamp	なし	マッピングされない