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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » メッセージ・ストア » サーバ・メッセージ・ストア

 

サーバ・メッセージ・ストアの設定

サーバ・メッセージ・ストアを設定すると、アーカイブ・メッセージ・ストアが作成されます。アーカイブ・メッセージ・ストアはサーバ・メッセージ・ストアと共存するテーブルのセットで、削除待機中のすべてのメッセージがここに格納されます。定期的に実行されるシステム・プロセスでは、サーバ・メッセージ・ストアにあるメッセージのうち最終ステータスに到達したものすべてを削除し、アーカイブ・メッセージ・ストアに挿入することで、メッセージ・ストア間でのメッセージ転送を行います。メッセージは、サーバ削除ルールによって削除されるまで、アーカイブ・メッセージ・ストアに残ります。アーカイブ・メッセージ・ストアを使用することにより、同期中にフィルタする必要のあるメッセージの量が最小限に抑えられるため、サーバ・メッセージ・ストアのパフォーマンスが向上します。アーカイブ・メッセージ・ストア要求を参照してください。

サーバ・メッセージ・ストアとして使用できるようにデータベースを設定するには、設定スクリプトを実行します。大文字と小文字が区別されない比較や文字列操作のため、統合データベースを設定する必要があります。同期モデル作成ウィザードを使用して統合データベースを作成した場合は、設定は自動的に行われます。

統合データベースの設定を参照してください。

SQL Anywhere データベースの作成については、初期化ユーティリティ (dbinit)を参照してください。

10.0.0 よりも前のバージョンで作成された SQL Anywhere データベースを使用している場合は、データベースをアップグレードする必要があります。

データベースのアップグレードの詳細については、SQL Anywhere 11 へのアップグレードを参照してください。

注意

サーバ・メッセージ・ストアを作成および管理するには、Sybase Central を使用する方法が最も簡単です。QAnywhere プラグインのタスクのウィンドウ枠から、[サーバ・メッセージ・ストア] を選択します。

qanytest.db という名前の SQL Anywhere データベースを作成するには、次のコマンドを実行します。

dbinit -s qanytest.db

次のように入力して、データベース上で Mobile Link 設定スクリプトを実行します。

%SQLANY11%\MobiLink\setup\syncsa.sql

このデータベースは、サーバ・メッセージ・ストアとして使用できます。