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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » QAnywhere » QAnywhere リファレンス » QAnywhere のプロパティ » クライアント・メッセージ・ストア・プロパティ

 

事前に定義されたクライアント・メッセージ・ストア・プロパティ

利便性のために、いくつかのクライアント・メッセージ・ストア・プロパティは事前に定義されています。事前に定義されたメッセージ・ストア・プロパティは次のとおりです。

  • ias_Adapters   Mobile Link サーバへの接続で使用できるネットワーク・アダプタのリスト。これは文字列のリストで、各文字列はパイプ記号で区切られます。

  • ias_MaxDeliveryAttempts   このプロパティが定義されている場合は、メッセージのステータスが「受信不可」に設定される前に、受信確認されていないメッセージを配信できる最大回数を示します。デフォルトでは、このプロパティは定義されていません。これは値 -1 と同等で、クライアント・ライブラリは受信確認されていないメッセージの配信を無制限に試行します。

  • ias_MaxDownloadSize   ダウンロードのインクリメント・サイズ。デフォルトでは、QAnywhere が使用する最大ダウンロード・サイズは -1 です。これは最大サイズの指定がないことを意味します。サーバ・コネクタまたは送信先エイリアスから送信されたメッセージが、指定されたダウンロードのインクリメント・サイズを超えた場合、メッセージは小さなメッセージ・パーツに分割され、別個のダウンロードとして送信されます。このプロパティは、qaagent -idl オプションで設定します。-idl オプションを参照してください。

  • ias_MaxUploadSize   アップロードのインクリメント・サイズ。デフォルトでは、QAnywhere は 256 K のインクリメント・サイズでメッセージをアップロードします。メッセージが指定されたアップロードのインクリメント・サイズを超えた場合、メッセージは小さなメッセージ・パーツに分割され、別個のアップロードとして送信されます。このプロパティは、qaagent -iu オプションで設定します。-iu オプションを参照してください。

  • ias_Network   現在使用されているネットワークに関する情報。このプロパティは読み込み可能ですが、設定はできません。ias_Network は特殊なプロパティです。このプロパティには、デバイスで使用されている現在のネットワークに関する情報を提供するいくつかの組み込み属性が定義されています。次の属性は、QAnywhere によって自動的に設定されます。

    • ias_Network.Adapter   ネットワーク・カードを使用している場合は、現在のネットワーク・カード名 (Adapter 属性に割り当てられたネットワーク・カードの名前は、そのネットワークとの接続が確立されたとき、Agent ウィンドウに表示されます)。

    • ias_Network.RAS   現在の RAS エントリ名。

    • ias_Network.IP   デバイスに割り当てられた現在の IP アドレス。

    • ias_Network.MAC   現在使用しているネットワーク・カードの MAC アドレス。

  • ias_RASNames   文字列。Mobile Link サーバへの接続で使用できる RAS エントリ名のリスト。各文字列はパイプ記号で区切られます。

  • ias_StoreID   メッセージ・ストア ID。

  • ias_StoreInitialized   このメッセージ・ストアが QAnywhere メッセージング用に正常に初期化された場合は True。それ以外の場合は False。

    -si オプションを参照してください。

  • ias_StoreVersion   QAnywhere で定義されている、このメッセージ・ストアのバージョン番号。

事前に定義されたメッセージ・プロパティの詳細については、次の項を参照してください。