QAnywhere Manager の設定プロパティは、次のいずれかの方法で設定できます。
QAnywhere Manager の設定プロパティが定義されているプロパティ・テキスト・ファイルを作成し、このプロパティ・ファイルを 1 つの QAnywhere Manager インスタンスで使用する。
QAnywhere Manager の設定プロパティをファイルに設定するを参照してください。
プログラムで QAnywhere Manager の設定プロパティを設定する。
プログラムによる QAnywhere Manager の設定プロパティの設定を参照してください。
次に、QAnywhere Manager の設定プロパティを示します。
COMPRESSION_LEVEL=n 圧縮レベルを設定します。
n は圧縮率です。これは 0 ~ 9 の整数で指定し、0 は圧縮なし、9 は最大の圧縮率を表します。
CONNECT_PARAMS=connect-string QAnywhere Manager がメッセージ・ストア・データベースに接続する場合に使用する接続文字列を指定します。接続オプションは keyword=value の形式で指定します。複数のオプションを指定する場合は、各オプションをセミコロンで区切ります。
このプロパティはスタンドアロン・クライアントではサポートされていません。
デフォルトは "eng=qanywhere;uid=ml_qa_user;pwd=qanywhere"
です。
オプションのリストについては、接続パラメータを参照してください。
データベース・ユーザとパスワードの管理の詳細については、セキュリティ保護されたメッセージング・アプリケーションの作成を参照してください。
DATABASE_TYPE=string QAnywhere Manager が接続されているデータベースの種類を指定します。SQL データベースの場合は sqlanywhere、Ultra Light データベースの場合は ultralite を使用します。デフォルトでは、QAnywhere Manager は sqlanywhere を使用します。
LOG_FILE=filename ログ・メッセージを書き込むファイルの名前を指定します。このオプションを指定すると、暗黙的にロギングが有効になります。
MAX_IN_MEMORY_MESSAGE_SIZE=n メッセージの読み込み時、バッファに割り当てられるメッセージの最大値を n バイトにします。サイズが n バイトを超えるメッセージは、ストリーム操作を使用して読み込む必要があります。デフォルト値は、Windows では 1 MB、Windows Mobile では 64 KB です。
次に、スタンドアロン・クライアント専用のプロパティを示します。
ML_PROTOCOL_TYPE プロトコル・タイプを指定します。有効なオプションは、tcpip、tls、http、https です。
ML_PROTOCOL_PARAMS Mobile Link 接続パラメータを指定します。
ML_PROTOCOL_USENAME QAnywhere Agent の -mu オプションと同じ効果があります。
ML_PROTOCOL_PASSWORD QAnywhere Agent の -mn オプションと同じ効果があります。
INC_UPLOAD QAnywhere Agent の -iu オプションと同じ効果があります。
INC_DOWNLOAD QAnywhere Agent の -idl オプションと同じ効果があります。
STORE_ID QAnywhere Agent の -id オプションと同じ効果があります。
STORE_ENCRYPTION_KEY メッセージ・ストアを暗号化するための暗号化キーを指定します。
POLICY QAnywhere Agent の -policy オプションと同じ効果があります。
DELETE_PERIOD 削除ルールの実行間隔を秒数で指定します。負数の値が指定された場合、削除ルールの実行は無効になります。
PUSH QAnywhere Agent の -push オプションと同じ効果があります。
QAnywhere Manager の設定プロパティをファイルに設定する
プログラムによる QAnywhere Manager の設定プロパティの設定
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