ここでは、これまでのバージョンとは異なる動作をリストにして説明します。
フックが呼び出される順序の変更 イベント・フックが呼び出される順序が変更されました。つまり、アップロード・イベントはインクリメンタル更新ごとに繰り返される同期シーケンスの一部にすぎないため、インクリメンタル・アップロードがより効率的になりました。
同期イベント・フックの順序を参照してください。
Adaptive Server Anywhere クライアントのパブリケーションのローワイズ分割の修正 WHERE 句が含まれるパブリケーションは、WHERE 条件を満たすローのみをレプリケートするようになりました。バージョン 8.0.0 ~ 9.0.0 には、WHERE 句が不定の値と評価されたときにローをレプリケートするバグがありました。たとえば、パブリケーション WHERE 句に "WHERE val = 1" とあった場合、val が NULL のローもレプリケートされました。このバグは、SQL Remote クライアントと Adaptive Server Anywhere Mobile Link クライアントの両方に影響しました。
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