Oracle 用の新しい ODBC ドライバ iAnywhere Solutions 10 - Oracle という名前の Oracle 用の ODBC ドライバが含まれるようになりました。このドライバは、Mobile Link アプリケーション用にカスタマイズされています。
Oracle 用の新しい ODBC ドライバを参照してください。
再構築された暗号化レイヤ Mobile Link の暗号化レイヤが再構築されて改善されました。この変更は透過的であるため、アプリケーションに変更を加える必要はありません。
Mobile Link サーバ・ログ・ファイル・ビューワ 新しいウィンドウが追加され、Mobile Link のログ・ファイルを表示することができるようになりました。ログ・ファイル・ビューワでは、ログに記録された情報をフィルタしたり概要や統計値を表示したりといった、強化された機能が提供されます。
Mobile Link サーバ・ログ・ファイル・ビューワを参照してください。
メモリの使用量の向上 Windows では、必要に応じて、Mobile Link サーバ (32 ビット・プロセス) がより多くのメモリを使用するようになりました。以前のバージョンでは、2 GB 未満に制限されていましたが、必要な場合に使用可能なメモリがあれば、今までよりかなり多いメモリを使用できるようになりました。サーバのメモリ・キャッシュの最大サイズを設定するには、mlsrv10 -cm オプションを使用します。メモリを多く使用した場合はディスクへのページングが減り、パフォーマンスが向上します。
モデル・モードでの新機能
テーブル・マッピング テーブルとカラムのマッピングを作成および変更するのが簡単になりました。テーブルの [マッピング方向] カラムのドロップダウン・リストから選択することで、テーブル・マッピングを有効にできます。同様に、[カラム・マッピング] タブで、カラムをマッピングするかどうかを指定できるようになりました。テーブル・マッピング新規作成ウィザードは削除されました。
テーブル・マッピングとカラム・マッピングの変更を参照してください。
新しいリモート・テーブルの作成 統合データベース・スキーマに基づいて新しいリモート・テーブルを作成するのが簡単になりました。[新しいリモート・テーブル] ウィンドウを使用して、統合データベースのテーブルと同じ名前とカラムを持つ新しいリモート・テーブルを作成できます。このウィンドウを使用して、リモート・データベース・テーブルをモデルの統合テーブルにマッピングすることもできます。
モデルで作成するリモート・データベースの変更を参照してください。
リモート・データベースのテーブルとカラムの削除 [マッピング] タブで、リモート・データベースのテーブルとカラムを削除できるようになりました。テーブルまたはカラムを選択し、[編集] - [削除] を選択することで、モデルのリモート・データベース・スキーマからリモート・テーブルまたはカラムを削除できます。
モデルで作成するリモート・データベースの変更を参照してください。
簡単になった Windows CE 上のネットワーク名の指定方法 default_internet や default_work キーワードを network_name プロトコル・オプションで名前として指定することで、デフォルト設定が使用される名前になるようにすることができるようになりました。
network_nameを参照してください。
delete_old_logs の機能の強化 データベース・オプション delete_old_logs で、日数を指定できるようになりました。作成されたログは、この期間を過ぎると削除されます。
delete_old_logs オプション [Mobile Link クライアント] [SQL Remote] [Replication Agent]を参照してください。
新しいフック 新しいフック sp_hook_dbmlsync_set_ml_connect_info を使用すると、dbmlsync が Mobile Link サーバへの接続を試みる直前に、ネットワーク・プロトコルとネットワーク・プロトコル・オプションを設定することができます。
sp_hook_dbmlsync_set_ml_connect_infoを参照してください。
トランスポート・レイヤ・セキュリティを管理するための、createcert と viewcert という名前の 2 つの新しいユーティリティが追加されました。次の項を参照してください。
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