カタログは、バージョン 10.0.0 で大きく変更されました。最も重要な変更は、システム・テーブルの名前が変更され、名前の先頭に I が含まれるようになったことです。システム・テーブルにアクセスしようとすると、パーミッション拒否エラーを受け取ります。システム・テーブル内の情報は、システム・ビューから使用できます。システム・テーブルあたりシステム・ビューは 1 つあります。下位互換のためにこのシステム・ビューの名前は以前のバージョンの SQL Anywhere からのテーブル名と一致します。たとえば 9.0.2 では、SYS.SYSARTICLE と呼ばれるシステム・テーブルがありました。バージョン 10.0.0 では、このシステム・テーブルは SYS.ISYSARTICLE と呼ばれ、対応するシステム・ビューは SYS.SYSARTICLE になります。
カタログには、統合ビューも含まれるようになりました。これらのビューは、一般に必要な 2 つ以上のテーブルやビューからのジョインを提供します。統合ビューのほとんどは、以前のリリースでシステム・ビューとして存在していました。
一部のシステム・テーブルやシステム・ビューは、廃止予定であるか、カタログから削除されました。ただしほとんどの場合、互換ビューは提供されていません。
Adaptive Server Anywhere 9.0.2 から SQL Anywhere 10.0.0 へのカタログの完全なマッピングを次の表に示します。1 番目のカラム「9.0.2 システム・テーブル/ビュー」には、9.0.2 システム・テーブルの名前と、スラッシュ (/) を挟んで 9.0.2 関連ビューを示します。中央のカラム「10.0.0 システム・テーブル」には、10.0.0 テーブル名が含まれます。最後のカラム「10.0.0 システム・ビュー」には、関連する 10.0.0 ビュー名と、互換性に関する注意が含まれます。
カラム内のダッシュ (-) は、等価オブジェクトがないことを示します。たとえば 10.0.0 リリースのカタログで新しいテーブルは、9.0.2 カラムのテーブルの位置はダッシュになります。
9.0.2 システム・テーブル/ビュー | 10.0.0 システム・テーブル | 10.0.0 システム・ビュー |
---|---|---|
DUMMY / - | DUMMY | - |
RowGenerator / - | RowGenerator | - |
SYSARTICLE / SYSARTICLES | ISYSARTICLE |
10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSARTICLES 統合ビュー |
SYSARTICLECOL / SYSARTICLECOL | ISYSARTICLECOL |
10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSARTICLECOLS 統合ビュー |
SYSATTRIBUTE / - | ISYSATTRIBUTE | - |
SYSATTRIBUTENAME / - | ISYSATTRIBUTENAME | - |
SYSCAPABILITY / SYSCAPABILITIES | ISYSCAPABILITY | |
SYSCAPABILITYNAME / - | ISYSCAPABILITYNAME | SYSCAPABILITYNAME システム・ビュー |
- / SYSCATALOG | SYSCATALOG 統合ビュー | |
SYSCHECK / - | ISYSCHECK | SYSCHECK システム・ビュー |
- / SYSCOLAUTH | - | SYSCOLAUTH 統合ビュー |
SYSCOLLATION / - | - | SYSCOLLATION 互換ビュー (旧式) |
SYSCOLLATIONMAPPINGS / - | - | SYSCOLLATIONMAPPINGS 互換ビュー (旧式) |
SYSCOLPERM / - | ISYSCOLPERM | SYSCOLPERMシステム・ビュー |
SYSCOLSTAT / SYSCOLSTATS | ISYSCOLSTAT | SYSCOLSTAT システム・ビュー と SYSCOLSTATS 統合ビュー |
SYSCOLUMN / SYSCOLUMNS | ISYSTABCOL |
SYSTABCOL システム・ビュー と SYSCOLUMNS 統合ビュー 10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSCOLUMN 互換ビュー (旧式) |
SYSCONSTRAINT / - | ISYSCONSTRAINT | SYSCONSTRAINTシステム・ビュー |
- / - | ISYSDEPENDENCY | SYSDEPENDENCY システム・ビュー |
SYSDOMAIN / - | ISYSDOMAIN | SYSDOMAIN システム・ビュー |
SYSEVENT / - | ISYSEVENT | SYSEVENT システム・ビュー |
SYSEVENTTYPE / - | ISYSEVENTTYPE | SYSEVENTTYPE システム・ビュー |
SYSEXTENT / - | - | - |
SYSEXTERNLOGINS / - | ISYSEXTERNLOGIN | |
SYSFILE / - | ISYSFILE | SYSFILE 互換ビュー (旧式) |
SYSFKCOL / - | ISYSIDXCOL |
10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSFKCOL 互換ビュー (旧式) |
SYSFOREIGNKEY / SYSFOREIGNKEYS | ISYSFKEY |
SYSFKEY システム・ビューとSYSFOREIGNKEYS 統合ビュー 10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSFOREIGNKEY 互換ビュー (旧式) |
- / SYSGROUPS | ISYSGROUP | |
SYSHISTORY / - | ISYSHISTORY | SYSHISTORY システム・ビュー |
SYSINDEX / SYSINDEXES | ISYSIDX |
SYSIDX システム・ビュー と SYSINDEXES 統合ビュー 10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSINDEX 互換ビュー (旧式) |
SYSINFO / - | - | SYSINFO 互換ビュー (旧式) |
SYSIXCOL / - | ISYSIDXCOL |
10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSIXCOL 互換ビュー (旧式) |
SYSJAR / - | ISYSJAR | SYSJAR システム・ビュー |
SYSJARCOMPONENT / - | ISYSJARCOMPONENT | SYSJARCOMPONENT システム・ビュー |
SYSJAVACLASS / - | ISYSJAVACLASS | SYSJAVACLASS システム・ビュー |
SYSLOGIN / - | ISYSLOGINMAP | SYSLOGINMAP システム・ビュー |
SYSOPTBLOCK / - | - | システムでのみ使用 |
- / - | ISYSMVOPTION | SYSMVOPTION システム・ビュー |
- / - | ISYSMVOPTIONNAME | SYSMVOPTIONNAME システム・ビュー |
- / - | ISYSOBJECT | SYSOBJECT システム・ビュー |
SYSOPTION / SYSOPTIONS | ISYSOPTION | SYSOPTION システム・ビュー と SYSOPTIONS 統合ビュー |
SYSOPTJOINSTRATEGY / SYSOPTJOINSTRATEGIES | - | システムでのみ使用 |
SYSOPTORDER / SYSOPTORDERS | - | システムでのみ使用 |
SYSOPTQUANTIFIER / - | - | システムでのみ使用 |
SYSOPTREQUEST / - | - | システムでのみ使用 |
SYSOPTREWRITE / - | - | システムでのみ使用 |
SYSOPTSTAT / - | ISYSOPTSTAT | SYSOPTSTATシステム・ビュー |
- | ISYSPHYSIDX | SYSPHYSIDX システム・ビュー |
- / SYSPROCAUTH | - | SYSPROCAUTH 統合ビュー |
SYSPROCEDURE / SYSPROCEDURES | ISYSPROCEDURE |
SYSPROCEDURES ビューは、SYSPROCS に名前が変更されました。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。 |
SYSPROCPARM / SYSPROCPARMS | ISYSPROCPARM | SYSPROCPARM システム・ビュー と SYSPROCPARMS 統合ビュー |
SYSPROCPERM / - | ISYSPROCPERM | SYSPROCPERMシステム・ビュー |
- | ISYSPROXYTAB | SYSPROXYTAB システム・ビュー |
SYSPUBLICATION / SYSPUBLICATIONS | ISYSPUBLICATION | SYSPUBLICATION システム・ビュー と SYSPUBLICATIONS 統合ビュー |
- / - | ISYSREMARK | SYSREMARK システム・ビュー |
SYSREMOTEOPTION / SYSREMOTEOPTIONS, SYSREMOTEOPTION2 | ISYSREMOTEOPTION | SYSREMOTEOPTION システム・ビュー、SYSREMOTEOPTION2 統合ビュー、SYSREMOTEOPTIONS 統合ビュー |
SYSREMOTEOPTIONTYPE / - | ISYSREMOTEOPTIONTYPE | SYSREMOTEOPTIONTYPE システム・ビュー |
SYSREMOTETYPE / SYSREMOTETYPES | ISYSREMOTETYPE | SYSREMOTETYPE システム・ビュー と SYSREMOTETYPES 統合ビュー |
SYSREMOTEUSER / SYSREMOTEUSERS | ISYSREMOTEUSER | SYSREMOTEUSER システム・ビュー と SYSREMOTEUSERS 統合ビュー |
SYSSCHEDULE / - | ISYSSCHEDULE | SYSSCHEDULE システム・ビュー |
SYSSERVERS / - | ISYSSERVER | |
- / - | ISYSSOURCE | SYSSOURCE システム・ビュー |
SYSSQLSERVERTYPE / - | ISYSSQLSERVERTYPE | SYSSQLSERVERTYPE システム・ビュー |
SYSSUBSCRIPTION / SYSSUBSCRIPTIONS | ISYSSUBSCRIPTION | SYSSUBSCRIPTION システム・ビュー と SYSSUBSCRIPTIONS 統合ビュー |
SYSSYNC / SYSSYNCS, SYSSYNC2 | ISYSSYNC | SYSSYNC システム・ビュー、SYSSYNC2 統合ビュー、SYSSYNC2 統合ビュー |
- | ISYSSYNCSCRIPT | SYSSYNCSCRIPT システム・ビュー と SYSSYNCSCRIPTS 統合ビュー |
- / SYSSYNCSUBSCRIPTIONS | - | SYSSYNCSUBSCRIPTIONS 統合ビュー |
- / SYSSYNCUSERS | - | SYSSYNCUSERS 統合ビュー |
- / SYSTABAUTH | - | SYSTABAUTH 統合ビュー |
SYSTABLE / - | ISYSTAB |
10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSTABLE 互換ビュー (旧式) |
- | ISYSTABCOL | SYSTABCOL システム・ビュー |
SYSTABLEPERM / - | ISYSTABLEPERM | SYSTABLEPERM システム・ビュー |
SYSTRIGGER / SYSTRIGGERS | ISYSTRIGGER | SYSTRIGGER システム・ビュー と SYSTRIGGERS 統合ビュー |
SYSTYPEMAP / - | ISYSTYPEMAP | SYSTYPEMAP システム・ビュー |
- | ISYSUSER | SYSUSER システム・ビュー |
- / SYSUSERAUTH | ISYSUSERAUTHORITY | SYSUSERAUTHORITY システム・ビュー と SYSUSERAUTH 互換ビュー (旧式) |
- / SYSUSERLIST | SYSUSERAUTHORITY システム・ビュー と SYSUSERLIST 互換ビュー (旧式) | |
SYSUSERMESSAGES / - | ISYSUSERMESSAGE | SYSUSERMESSAGE システム・ビュー |
- / SYSUSEROPTIONS | - | SYSUSEROPTIONS 統合ビュー |
SYSUSERPERM / SYSUSERPERMS | - |
データは ISYSUSER と ISYSUSERAUTHORITY システム・テーブルに置かれるようになりました。SYSUSER システム・ビューとSYSUSERAUTHORITY システム・ビューを参照してください。 10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSUSERPERM 互換ビュー (旧式)とSYSUSERPERMS 互換ビュー (旧式) |
SYSUSERTYPE / - | ISYSUSERTYPE | SYSUSERTYPE システム・ビュー |
- / SYSVIEWS | ISYSVIEW | SYSVIEW システム・ビュー と SYSVIEWS 統合ビュー |
SYSWEBSERVICE / - | ISYSWEBSERVICE | SYSWEBSERVICE システム・ビュー |
システム・ビュー名 | 詳細な情報 |
---|---|
SYSDEPENDENCY | SYSDEPENDENCY システム・ビューの各ローは、2 つのデータベース・オブジェクト間の依存性を示します。SYSDEPENDENCY システム・ビューを参照してください。 |
SYSFKEY | SYSFKEY システム・ビューの各ローは、システム内の外部キー制約を示します。SYSFKEY システム・ビューを参照してください。 |
SYSIDX | SYSIDX システム・テーブルの各ローは、データベースの論理インデックスを定義します。SYSIDX システム・ビューを参照してください。 |
SYSIDXCOL | SYSIDXCOL システム・ビューの各ローは、SYSIDX システム・ビューで記述されているインデックスのカラム 1 つを示します。SYSINDEXES システム・ビューを参照してください。 |
SYSLOGINMAP | SYSLOGINMAP システム・ビューには、統合化ログインまたは Kerberos ログインを使用したデータベースへの接続に使用できるすべてのユーザ名が含まれます。SYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。 |
SYSMVOPTION | SYSMVOPTION システム・ビューの各ローは、マテリアライズド・ビューのオプション値 1 つの設定を示します。SYSMVOPTION システム・ビューを参照してください。 |
SYSMVOPTIONNAME | SYSMVOPTIONNAME システム・ビューの各ローには、SYSMVOPTION システム・ビューで定義されているオプションの名前が含まれます。SYSMVOPTIONNAME システム・ビューを参照してください。 |
SYSOBJECT | SYSOBJECT システム・ビューの各ローは、オブジェクトを示します。データベース・オブジェクトの例として、テーブル、ビュー、カラム、インデックス、プロシージャなどがあります。SYSOBJECT システム・ビューを参照してください。 |
SYSPHYSIDX | SYSPHYSIDX システム・ビューの各ローは、データベースの物理インデックスを定義します。SYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。 |
SYSPROCS | SYSPROCS システム・ビューは、以前の SYSPROCEDURES ビューを置き換えます。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。 |
SYSPROXYTAB | SYSPROXYTAB システム・ビューの各ローは、プロキシ・テーブル 1 つのリモート・パラメータを示します。SYSPROXYTAB システム・ビューを参照してください。 |
SYSREMARK | SYSREMARK システム・ビューの各ローは、オブジェクトの注釈 (またはコメント) を示します。SYSREMARK システム・ビューを参照してください。 |
SYSSOURCE | SYSSOURCE システム・ビューの各ローには、ISYSOBJECT システム・テーブルにリストされているオブジェクトのソースが含まれます。SYSSOURCE システム・ビューを参照してください。 |
SYSSYNCSCRIPT | SYSSYNCSCRIPT システム・ビューの各ローは、Mobile Link のスクリプト化されたアップロードに関するストアド・プロシージャを識別します。SYSSYNCSCRIPT システム・ビューを参照してください。 |
SYSTABCOL | SYSTABCOL システム・ビューには、データベースの各テーブルとビューの各カラムのローが含まれます。SYSTABCOL システム・ビューを参照してください。 |
SYSUSER | SYSUSER システム・ビューの各ローは、データベース内のユーザを示します。SYSUSER システム・ビューを参照してください。 |
SYSUSERAUTHORITY | SYSUSERAUTHORITY システム・ビューの各ローは、1 つのユーザ ID に付与された権限を示します。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを参照してください。 |
廃止予定のカタログ・オブジェクトを次に示します。ほとんどの場合、オブジェクトは以前のバージョンのテーブルでしたが、互換ビューになりました。これらのオブジェクトを参照してもエラーにはなりませんが、今後の互換性のために、推奨されるオブジェクトを指すようにアプリケーションを変更することをおすすめします。
廃止予定のテーブルやビュー | 変換情報 |
---|---|
SYSCOLLATION システム・テーブル | 照合マッピング情報はデータベース・プロパティとして格納されるようになりました。SYSCOLLATION 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSCOLLATIONMAPPINGS システム・テーブル | 照合マッピング情報はデータベース・プロパティとして格納されるようになりました。SYSCOLLATIONMAPPINGS 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSCOLUMN システム・テーブル | 代わりに SYSTABCOL システム・ビューを使用してください。SYSTABCOL システム・ビューとSYSCOLUMN 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSFKCOL システム・テーブル | 代わりに SYSFKEY システム・ビューを使用してください。SYSFKEY システム・ビューとSYSFKCOL 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSFOREIGNKEY システム・テーブル | 代わりに SYSFKEY システム・ビューを使用してください。SYSFKEY システム・ビューとSYSFOREIGNKEY 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSINDEX システム・テーブル | 代わりに SYSIDX システム・ビューを使用してください。SYSIDX システム・ビューとSYSINDEX 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSIXCOL システム・テーブル | 代わりに SYSIDXCOL システム・ビューを使用してください。SYSINDEXES システム・ビューとSYSIXCOL 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSTABLE システム・テーブル | 代わりに SYSTAB システム・ビューを使用してください。SYSTAB システム・ビューとSYSTABLE 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSUSERAUTH システム・ビュー | 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューとSYSUSERAUTH 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSUSERPERM システム・テーブル | 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューとSYSUSERPERM 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSUSERLIST システム・ビュー | 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューとSYSUSERLIST 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
SYSUSERPERMS システム・ビュー | 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューとSYSUSERPERMS 互換ビュー (旧式)を参照してください。 |
カタログに存在しなくなったカタログ・オブジェクトを次に示します。これらのオブジェクトを参照すると、エラーになります。
削除されたテーブルやビュー | 変換情報 |
---|---|
SYSATTRIBUTE システム・テーブル | 代わりに SYSTAB と SYSPHYSIDX システム・ビューを使用してください。空いている割合とクラスタード・インデックスの情報は、ISYSTAB システム・テーブルで保管されるようになりました。キーの値、キーの距離、リーフ・ページ、深さの情報は、ISYSPHYSIDX システム・テーブルで保管されるようになりました。SYSTAB システム・ビューとSYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。 |
SYSATTRIBUTENAME システム・テーブル | 代わりに SYSIDX と SYSPHYSIDX システム・ビューを使用してください。SYSIDX システム・ビューとSYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。 |
SYSEXTENT システム・テーブル | SQL Anywhere バージョン 10.0.0 以降のカタログでは、SYSEXTENT テーブルを使用できなくなりました。このテーブルは、以前のバージョンでは未使用でした。 |
SYSEXTERNLOGINS | SYSEXTERNLOGIN に名前が変更されました。SYSEXTERNLOGIN システム・ビューを参照してください。 |
SYSLOGIN システム・テーブル | SYSLOGIN テーブルは、一部変更され、SYSLOGINMAP システム・ビューに置き換えられました。SYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。 |
SYSOPTBLOCK | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTJOINSTRATEGY | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTJOINSTRATEGIES | このビューは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTORDER | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTORDERS | このビューは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTQUANTIFIER | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTREQUEST | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSOPTREWRITE | このテーブルは内部でのみ使用されていました。 |
SYSPROCEDURES ビュー | 代わりに SYSPROCS 統合化ビューを使用してください。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。 |
SYSSERVERS | SYSSERVER に名前が変更されました。SYSSERVER システム・ビューを参照してください。 |
SYSUSERMESSAGES | SYSUSERMESSAGE に名前が変更されました。SYSUSERMESSAGE システム・ビューを参照してください。 |
システム・テーブルとシステム・ビューのカラムにはさまざまな変更が加えられました。後述する変更以外は、新しいカラムの追加か未使用のカラムの削除で、どちらもアプリケーションへの影響はありません。
SYSCOLUMN と SYSCOLUMNS ビュー これらの両方のビューの width カラムが、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSCOLUMN 互換ビュー (旧式)とSYSCOLUMNS 統合ビューを参照してください。
SYSCONSTRAINT ビュー 以前の SYSCONSTRAINT システム・テーブルは、新しいシステム・テーブル ISYSCONSTRAINT と、対応する SYSCONSTRAINT システム・ビューで置き換えられました。SYSCONSTRAINT の参照で、新しいシステム・ビューが使用されるようになりました。これが今回のリリースで大きく異なる点です。SYSCONSTRAINT システム・ビューの内容を確認するには、SYSCONSTRAINTシステム・ビューを参照してください。
SYSREMOTEOPTION ビュー SYSREMOTEOPTION から選択できなくなりました。代わりに SYSREMOTEOPTIONS または SYSREMOTEOPTION2 を使用してください。SYSREMOTEOPTIONS 統合ビューまたはSYSREMOTEOPTION2 統合ビューを参照してください。
SYSJAR、SYSJARCOMPONENT、SYSJAVACLASS ビュー create_time カラムは削除されました。ただし作成時刻の情報は、SYSOBJECT.create_time で使用できます。SYSOBJECT システム・ビューを参照してください。
SYSFILE システム・ビュー store_type カラムは INTEGER になりました。SYSFILE 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSPROCPARM と SYSLOGINMAP ビュー これらのビューから remarks カラムが削除されました。また、SYSPROCPARM の width カラムが、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSPROCPARM システム・ビューとSYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。
SYSPROCPARMS ビュー SYSPROCPARM.width が、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSPROCPARMS 統合ビューを参照してください。
SYSREMOTEUSER ビュー log_send、log_sent、confirm_sent、log_received、confirm_received の各カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSREMOTEUSER システム・ビューを参照してください。
SYSSUBSCRIPTION ビュー created と started カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSSUBSCRIPTION システム・ビューを参照してください。
SYSSYNC ビュー progress、created、log_sent カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSSYNC システム・ビューを参照してください。
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