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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » 動作の変更

 

カタログの変更

カタログは、バージョン 10.0.0 で大きく変更されました。最も重要な変更は、システム・テーブルの名前が変更され、名前の先頭に I が含まれるようになったことです。システム・テーブルにアクセスしようとすると、パーミッション拒否エラーを受け取ります。システム・テーブル内の情報は、システム・ビューから使用できます。システム・テーブルあたりシステム・ビューは 1 つあります。下位互換のためにこのシステム・ビューの名前は以前のバージョンの SQL Anywhere からのテーブル名と一致します。たとえば 9.0.2 では、SYS.SYSARTICLE と呼ばれるシステム・テーブルがありました。バージョン 10.0.0 では、このシステム・テーブルは SYS.ISYSARTICLE と呼ばれ、対応するシステム・ビューは SYS.SYSARTICLE になります。

カタログには、統合ビューも含まれるようになりました。これらのビューは、一般に必要な 2 つ以上のテーブルやビューからのジョインを提供します。統合ビューのほとんどは、以前のリリースでシステム・ビューとして存在していました。

一部のシステム・テーブルやシステム・ビューは、廃止予定であるか、カタログから削除されました。ただしほとんどの場合、互換ビューは提供されていません。

Adaptive Server Anywhere 9.0.2 から SQL Anywhere 10.0.0 へのカタログの完全なマッピングを次の表に示します。1 番目のカラム「9.0.2 システム・テーブル/ビュー」には、9.0.2 システム・テーブルの名前と、スラッシュ (/) を挟んで 9.0.2 関連ビューを示します。中央のカラム「10.0.0 システム・テーブル」には、10.0.0 テーブル名が含まれます。最後のカラム「10.0.0 システム・ビュー」には、関連する 10.0.0 ビュー名と、互換性に関する注意が含まれます。

注意

カラム内のダッシュ (-) は、等価オブジェクトがないことを示します。たとえば 10.0.0 リリースのカタログで新しいテーブルは、9.0.2 カラムのテーブルの位置はダッシュになります。

9.0.2 システム・テーブル/ビュー 10.0.0 システム・テーブル 10.0.0 システム・ビュー
DUMMY / - DUMMY -
RowGenerator / - RowGenerator -
SYSARTICLE / SYSARTICLES ISYSARTICLE

SYSARTICLE システム・ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSARTICLES 統合ビュー

SYSARTICLECOL / SYSARTICLECOL ISYSARTICLECOL

SYSARTICLECOL システム・ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSARTICLECOLS 統合ビュー

SYSATTRIBUTE / - ISYSATTRIBUTE -
SYSATTRIBUTENAME / - ISYSATTRIBUTENAME -
SYSCAPABILITY / SYSCAPABILITIES ISYSCAPABILITY

SYSCAPABILITY システム・ビュー

SYSCAPABILITIES 統合ビュー

SYSCAPABILITYNAME / - ISYSCAPABILITYNAME SYSCAPABILITYNAME システム・ビュー
- / SYSCATALOG SYSCATALOG 統合ビュー
SYSCHECK / - ISYSCHECK SYSCHECK システム・ビュー
- / SYSCOLAUTH - SYSCOLAUTH 統合ビュー
SYSCOLLATION / - - SYSCOLLATION 互換ビュー (旧式)
SYSCOLLATIONMAPPINGS / - - SYSCOLLATIONMAPPINGS 互換ビュー (旧式)
SYSCOLPERM / - ISYSCOLPERM SYSCOLPERMシステム・ビュー
SYSCOLSTAT / SYSCOLSTATS ISYSCOLSTAT SYSCOLSTAT システム・ビューSYSCOLSTATS 統合ビュー
SYSCOLUMN / SYSCOLUMNS ISYSTABCOL

SYSTABCOL システム・ビューSYSCOLUMNS 統合ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSCOLUMN 互換ビュー (旧式)

SYSCONSTRAINT / - ISYSCONSTRAINT SYSCONSTRAINTシステム・ビュー
- / - ISYSDEPENDENCY SYSDEPENDENCY システム・ビュー
SYSDOMAIN / - ISYSDOMAIN SYSDOMAIN システム・ビュー
SYSEVENT / - ISYSEVENT SYSEVENT システム・ビュー
SYSEVENTTYPE / - ISYSEVENTTYPE SYSEVENTTYPE システム・ビュー
SYSEXTENT / - - -
SYSEXTERNLOGINS / - ISYSEXTERNLOGIN

SYSEXTERNLOGIN システム・ビュー

SYSFILE / - ISYSFILE SYSFILE 互換ビュー (旧式)
SYSFKCOL / - ISYSIDXCOL

SYSINDEXES システム・ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSFKCOL 互換ビュー (旧式)

SYSFOREIGNKEY / SYSFOREIGNKEYS ISYSFKEY

SYSFKEY システム・ビューSYSFOREIGNKEYS 統合ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSFOREIGNKEY 互換ビュー (旧式)

- / SYSGROUPS ISYSGROUP

SYSGROUP システム・ビューSYSGROUPS 統合ビュー

SYSHISTORY / - ISYSHISTORY SYSHISTORY システム・ビュー
SYSINDEX / SYSINDEXES ISYSIDX

SYSIDX システム・ビューSYSINDEXES 統合ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSINDEX 互換ビュー (旧式)

SYSINFO / - - SYSINFO 互換ビュー (旧式)
SYSIXCOL / - ISYSIDXCOL

SYSINDEXES システム・ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSIXCOL 互換ビュー (旧式)

SYSJAR / - ISYSJAR SYSJAR システム・ビュー
SYSJARCOMPONENT / - ISYSJARCOMPONENT SYSJARCOMPONENT システム・ビュー
SYSJAVACLASS / - ISYSJAVACLASS SYSJAVACLASS システム・ビュー
SYSLOGIN / - ISYSLOGINMAP SYSLOGINMAP システム・ビュー
SYSOPTBLOCK / - - システムでのみ使用
- / - ISYSMVOPTION SYSMVOPTION システム・ビュー
- / - ISYSMVOPTIONNAME SYSMVOPTIONNAME システム・ビュー
- / - ISYSOBJECT SYSOBJECT システム・ビュー
SYSOPTION / SYSOPTIONS ISYSOPTION SYSOPTION システム・ビューSYSOPTIONS 統合ビュー
SYSOPTJOINSTRATEGY / SYSOPTJOINSTRATEGIES - システムでのみ使用
SYSOPTORDER / SYSOPTORDERS - システムでのみ使用
SYSOPTQUANTIFIER / - - システムでのみ使用
SYSOPTREQUEST / - - システムでのみ使用
SYSOPTREWRITE / - - システムでのみ使用
SYSOPTSTAT / - ISYSOPTSTAT SYSOPTSTATシステム・ビュー
- ISYSPHYSIDX SYSPHYSIDX システム・ビュー
- / SYSPROCAUTH - SYSPROCAUTH 統合ビュー
SYSPROCEDURE / SYSPROCEDURES ISYSPROCEDURE

SYSPROCEDURE システム・ビュー

SYSPROCEDURES ビューは、SYSPROCS に名前が変更されました。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。

SYSPROCPARM / SYSPROCPARMS ISYSPROCPARM SYSPROCPARM システム・ビューSYSPROCPARMS 統合ビュー
SYSPROCPERM / - ISYSPROCPERM SYSPROCPERMシステム・ビュー
- ISYSPROXYTAB SYSPROXYTAB システム・ビュー
SYSPUBLICATION / SYSPUBLICATIONS ISYSPUBLICATION SYSPUBLICATION システム・ビューSYSPUBLICATIONS 統合ビュー
- / - ISYSREMARK SYSREMARK システム・ビュー
SYSREMOTEOPTION / SYSREMOTEOPTIONS, SYSREMOTEOPTION2 ISYSREMOTEOPTION SYSREMOTEOPTION システム・ビューSYSREMOTEOPTION2 統合ビューSYSREMOTEOPTIONS 統合ビュー
SYSREMOTEOPTIONTYPE / - ISYSREMOTEOPTIONTYPE SYSREMOTEOPTIONTYPE システム・ビュー
SYSREMOTETYPE / SYSREMOTETYPES ISYSREMOTETYPE SYSREMOTETYPE システム・ビューSYSREMOTETYPES 統合ビュー
SYSREMOTEUSER / SYSREMOTEUSERS ISYSREMOTEUSER SYSREMOTEUSER システム・ビューSYSREMOTEUSERS 統合ビュー
SYSSCHEDULE / - ISYSSCHEDULE SYSSCHEDULE システム・ビュー
SYSSERVERS / - ISYSSERVER

SYSSERVER システム・ビュー

- / - ISYSSOURCE SYSSOURCE システム・ビュー
SYSSQLSERVERTYPE / - ISYSSQLSERVERTYPE SYSSQLSERVERTYPE システム・ビュー
SYSSUBSCRIPTION / SYSSUBSCRIPTIONS ISYSSUBSCRIPTION SYSSUBSCRIPTION システム・ビューSYSSUBSCRIPTIONS 統合ビュー
SYSSYNC / SYSSYNCS, SYSSYNC2 ISYSSYNC SYSSYNC システム・ビューSYSSYNC2 統合ビューSYSSYNC2 統合ビュー
- ISYSSYNCSCRIPT SYSSYNCSCRIPT システム・ビューSYSSYNCSCRIPTS 統合ビュー
- / SYSSYNCSUBSCRIPTIONS - SYSSYNCSUBSCRIPTIONS 統合ビュー
- / SYSSYNCUSERS - SYSSYNCUSERS 統合ビュー
- / SYSTABAUTH - SYSTABAUTH 統合ビュー
SYSTABLE / - ISYSTAB

SYSTAB システム・ビュー

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSTABLE 互換ビュー (旧式)

- ISYSTABCOL SYSTABCOL システム・ビュー
SYSTABLEPERM / - ISYSTABLEPERM SYSTABLEPERM システム・ビュー
SYSTRIGGER / SYSTRIGGERS ISYSTRIGGER SYSTRIGGER システム・ビューSYSTRIGGERS 統合ビュー
SYSTYPEMAP / - ISYSTYPEMAP SYSTYPEMAP システム・ビュー
- ISYSUSER SYSUSER システム・ビュー
- / SYSUSERAUTH ISYSUSERAUTHORITY SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERAUTH 互換ビュー (旧式)
- / SYSUSERLIST SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERLIST 互換ビュー (旧式)
SYSUSERMESSAGES / - ISYSUSERMESSAGE SYSUSERMESSAGE システム・ビュー
- / SYSUSEROPTIONS - SYSUSEROPTIONS 統合ビュー
SYSUSERPERM / SYSUSERPERMS -

データは ISYSUSER と ISYSUSERAUTHORITY システム・テーブルに置かれるようになりました。SYSUSER システム・ビューSYSUSERAUTHORITY システム・ビューを参照してください。

10.0.0 以前と互換性を持たせる場合:SYSUSERPERM 互換ビュー (旧式)SYSUSERPERMS 互換ビュー (旧式)

SYSUSERTYPE / - ISYSUSERTYPE SYSUSERTYPE システム・ビュー
- / SYSVIEWS ISYSVIEW SYSVIEW システム・ビューSYSVIEWS 統合ビュー
SYSWEBSERVICE / - ISYSWEBSERVICE SYSWEBSERVICE システム・ビュー
新しいビューの一覧
システム・ビュー名 詳細な情報
SYSDEPENDENCY SYSDEPENDENCY システム・ビューの各ローは、2 つのデータベース・オブジェクト間の依存性を示します。SYSDEPENDENCY システム・ビューを参照してください。
SYSFKEY SYSFKEY システム・ビューの各ローは、システム内の外部キー制約を示します。SYSFKEY システム・ビューを参照してください。
SYSIDX SYSIDX システム・テーブルの各ローは、データベースの論理インデックスを定義します。SYSIDX システム・ビューを参照してください。
SYSIDXCOL SYSIDXCOL システム・ビューの各ローは、SYSIDX システム・ビューで記述されているインデックスのカラム 1 つを示します。SYSINDEXES システム・ビューを参照してください。
SYSLOGINMAP SYSLOGINMAP システム・ビューには、統合化ログインまたは Kerberos ログインを使用したデータベースへの接続に使用できるすべてのユーザ名が含まれます。SYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。
SYSMVOPTION SYSMVOPTION システム・ビューの各ローは、マテリアライズド・ビューのオプション値 1 つの設定を示します。SYSMVOPTION システム・ビューを参照してください。
SYSMVOPTIONNAME SYSMVOPTIONNAME システム・ビューの各ローには、SYSMVOPTION システム・ビューで定義されているオプションの名前が含まれます。SYSMVOPTIONNAME システム・ビューを参照してください。
SYSOBJECT SYSOBJECT システム・ビューの各ローは、オブジェクトを示します。データベース・オブジェクトの例として、テーブル、ビュー、カラム、インデックス、プロシージャなどがあります。SYSOBJECT システム・ビューを参照してください。
SYSPHYSIDX SYSPHYSIDX システム・ビューの各ローは、データベースの物理インデックスを定義します。SYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。
SYSPROCS SYSPROCS システム・ビューは、以前の SYSPROCEDURES ビューを置き換えます。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。
SYSPROXYTAB SYSPROXYTAB システム・ビューの各ローは、プロキシ・テーブル 1 つのリモート・パラメータを示します。SYSPROXYTAB システム・ビューを参照してください。
SYSREMARK SYSREMARK システム・ビューの各ローは、オブジェクトの注釈 (またはコメント) を示します。SYSREMARK システム・ビューを参照してください。
SYSSOURCE SYSSOURCE システム・ビューの各ローには、ISYSOBJECT システム・テーブルにリストされているオブジェクトのソースが含まれます。SYSSOURCE システム・ビューを参照してください。
SYSSYNCSCRIPT SYSSYNCSCRIPT システム・ビューの各ローは、Mobile Link のスクリプト化されたアップロードに関するストアド・プロシージャを識別します。SYSSYNCSCRIPT システム・ビューを参照してください。
SYSTABCOL SYSTABCOL システム・ビューには、データベースの各テーブルとビューの各カラムのローが含まれます。SYSTABCOL システム・ビューを参照してください。
SYSUSER SYSUSER システム・ビューの各ローは、データベース内のユーザを示します。SYSUSER システム・ビューを参照してください。
SYSUSERAUTHORITY SYSUSERAUTHORITY システム・ビューの各ローは、1 つのユーザ ID に付与された権限を示します。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを参照してください。
廃止予定のテーブルやビューの一覧

廃止予定のカタログ・オブジェクトを次に示します。ほとんどの場合、オブジェクトは以前のバージョンのテーブルでしたが、互換ビューになりました。これらのオブジェクトを参照してもエラーにはなりませんが、今後の互換性のために、推奨されるオブジェクトを指すようにアプリケーションを変更することをおすすめします。

廃止予定のテーブルやビュー 変換情報
SYSCOLLATION システム・テーブル 照合マッピング情報はデータベース・プロパティとして格納されるようになりました。SYSCOLLATION 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSCOLLATIONMAPPINGS システム・テーブル 照合マッピング情報はデータベース・プロパティとして格納されるようになりました。SYSCOLLATIONMAPPINGS 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSCOLUMN システム・テーブル 代わりに SYSTABCOL システム・ビューを使用してください。SYSTABCOL システム・ビューSYSCOLUMN 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSFKCOL システム・テーブル 代わりに SYSFKEY システム・ビューを使用してください。SYSFKEY システム・ビューSYSFKCOL 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSFOREIGNKEY システム・テーブル 代わりに SYSFKEY システム・ビューを使用してください。SYSFKEY システム・ビューSYSFOREIGNKEY 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSINDEX システム・テーブル 代わりに SYSIDX システム・ビューを使用してください。SYSIDX システム・ビューSYSINDEX 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSIXCOL システム・テーブル 代わりに SYSIDXCOL システム・ビューを使用してください。SYSINDEXES システム・ビューSYSIXCOL 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSTABLE システム・テーブル 代わりに SYSTAB システム・ビューを使用してください。SYSTAB システム・ビューSYSTABLE 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSUSERAUTH システム・ビュー 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERAUTH 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSUSERPERM システム・テーブル 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERPERM 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSUSERLIST システム・ビュー 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERLIST 互換ビュー (旧式)を参照してください。
SYSUSERPERMS システム・ビュー 代わりに SYSUSERAUTHORITY システム・ビューを使用してください。SYSUSERAUTHORITY システム・ビューSYSUSERPERMS 互換ビュー (旧式)を参照してください。
削除または名前が変更されたテーブルやビューの一覧

カタログに存在しなくなったカタログ・オブジェクトを次に示します。これらのオブジェクトを参照すると、エラーになります。

削除されたテーブルやビュー 変換情報
SYSATTRIBUTE システム・テーブル 代わりに SYSTAB と SYSPHYSIDX システム・ビューを使用してください。空いている割合とクラスタード・インデックスの情報は、ISYSTAB システム・テーブルで保管されるようになりました。キーの値、キーの距離、リーフ・ページ、深さの情報は、ISYSPHYSIDX システム・テーブルで保管されるようになりました。SYSTAB システム・ビューSYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。
SYSATTRIBUTENAME システム・テーブル 代わりに SYSIDX と SYSPHYSIDX システム・ビューを使用してください。SYSIDX システム・ビューSYSPHYSIDX システム・ビューを参照してください。
SYSEXTENT システム・テーブル SQL Anywhere バージョン 10.0.0 以降のカタログでは、SYSEXTENT テーブルを使用できなくなりました。このテーブルは、以前のバージョンでは未使用でした。
SYSEXTERNLOGINS SYSEXTERNLOGIN に名前が変更されました。SYSEXTERNLOGIN システム・ビューを参照してください。
SYSLOGIN システム・テーブル SYSLOGIN テーブルは、一部変更され、SYSLOGINMAP システム・ビューに置き換えられました。SYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。
SYSOPTBLOCK このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTJOINSTRATEGY このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTJOINSTRATEGIES このビューは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTORDER このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTORDERS このビューは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTQUANTIFIER このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTREQUEST このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSOPTREWRITE このテーブルは内部でのみ使用されていました。
SYSPROCEDURES ビュー 代わりに SYSPROCS 統合化ビューを使用してください。SYSPROCS 統合ビューを参照してください。
SYSSERVERS SYSSERVER に名前が変更されました。SYSSERVER システム・ビューを参照してください。
SYSUSERMESSAGES SYSUSERMESSAGE に名前が変更されました。SYSUSERMESSAGE システム・ビューを参照してください。
システム・テーブルとシステム・ビューのカラムの変更

システム・テーブルとシステム・ビューのカラムにはさまざまな変更が加えられました。後述する変更以外は、新しいカラムの追加か未使用のカラムの削除で、どちらもアプリケーションへの影響はありません。

  • SYSCOLUMN と SYSCOLUMNS ビュー   これらの両方のビューの width カラムが、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSCOLUMN 互換ビュー (旧式)SYSCOLUMNS 統合ビューを参照してください。

  • SYSCONSTRAINT ビュー   以前の SYSCONSTRAINT システム・テーブルは、新しいシステム・テーブル ISYSCONSTRAINT と、対応する SYSCONSTRAINT システム・ビューで置き換えられました。SYSCONSTRAINT の参照で、新しいシステム・ビューが使用されるようになりました。これが今回のリリースで大きく異なる点です。SYSCONSTRAINT システム・ビューの内容を確認するには、SYSCONSTRAINTシステム・ビューを参照してください。

  • SYSREMOTEOPTION ビュー   SYSREMOTEOPTION から選択できなくなりました。代わりに SYSREMOTEOPTIONS または SYSREMOTEOPTION2 を使用してください。SYSREMOTEOPTIONS 統合ビューまたはSYSREMOTEOPTION2 統合ビューを参照してください。

  • SYSJAR、SYSJARCOMPONENT、SYSJAVACLASS ビュー   create_time カラムは削除されました。ただし作成時刻の情報は、SYSOBJECT.create_time で使用できます。SYSOBJECT システム・ビューを参照してください。

  • SYSFILE システム・ビュー   store_type カラムは INTEGER になりました。SYSFILE 互換ビュー (旧式)を参照してください。

  • SYSPROCPARM と SYSLOGINMAP ビュー   これらのビューから remarks カラムが削除されました。また、SYSPROCPARM の width カラムが、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSPROCPARM システム・ビューSYSLOGINMAP システム・ビューを参照してください。

  • SYSPROCPARMS ビュー   SYSPROCPARM.width が、SMALLINT から UNSIGNED INT に変更されました。SYSPROCPARMS 統合ビューを参照してください。

  • SYSREMOTEUSER ビュー   log_send、log_sent、confirm_sent、log_received、confirm_received の各カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSREMOTEUSER システム・ビューを参照してください。

  • SYSSUBSCRIPTION ビュー   created と started カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSSUBSCRIPTION システム・ビューを参照してください。

  • SYSSYNC ビュー   progress、created、log_sent カラムは UNSIGNED BIGINT になりました。SYSSYNC システム・ビューを参照してください。